タラの芽というと天ぷらが定番ですが、アク抜きしたほうがいいのかな?とか、下処理になやみますよね。
この記事では
・タラの芽を天ぷらにするのに下処理は必要?
・タラの芽を天ぷらにするのにとげはどうする?
・タラの芽を天ぷらにするときのコツは?
についてをまとめていますので、参考になれば幸いです。
タラの芽を天ぷらにするのに下処理は必要?
春の山菜のひとつのタラの芽は、山菜特有の苦みがありますよね。
苦みのもとっていうとアクなので、アク抜きしてから天ぷらにするべき?と悩みますね。
タラの芽の場合、天ぷらにするならアク抜きは不要なんです。
高温で揚げることでタラの芽のアクが抜けるんですよ。
なので水にさらすとか、下茹でするとかといった工程はしなくて大丈夫です。
天ぷらにしても多少苦みはありますが、それがないと逆にビミョ~な感じになっちゃうんですよね;
特別にあく抜きはせず、油であげてほどよく苦みを残すぐらいがちょうどいいんです。
ただし、タラの芽は「袴」と呼ばれる部分を取り除く下処理はひつようになってきます。
タラの芽の切り口の方に赤茶色というか茶色い部分がついていたら、そこは苦すぎて食べられない部分なので取り除いてください。包丁で簡単にとれます
ハカマの部分をぐるっと取ったら、タラの芽をさっと水洗いしてゴミなどを落としてください。
あとはタラの芽の切り口のところに十字の切り込みをいれます。
これでたらの芽の下ごしらえは完了です。
タラの芽を天ぷらにするのにとげはどうする?
タラの芽の大きさや収穫の仕方によっては、トゲがきになる事ってありますよね。
下処理しているとトゲがちくちくして痛いので、そのまま天ぷらにすると刺さるのでは??と。
でも毒があるわけでもないし、天ぷらとして揚げてしまえば、タラの芽のトゲは食べるとき全然気にならなくなりますよ。
タラの芽のトゲが柔らかいうちなら「どこにトゲがあったっけ…?」って感じです。
ただしあまりにも大きくなりすぎたタラの芽だと、火を通してもトゲが食べられないこともあります。
育ちすぎてトゲがかたくなってしまっていたら、さすがにとげをとった方がいいですね。
包丁で削ぐか毛抜きで抜いて、タラの芽のトゲの処理をしてください。
タラの芽を天ぷらにするときのコツは?
最後にタラの芽を天ぷらにするときのコツについて紹介しますね。
まず、下処理の段階でたらの芽の切り口に、十字に切り込みをいれます。
こうしておくことでタラの芽の穂先は揚がっているのに、芯の方は硬い…というのをふせげますよ。火が通りやすくなります
それからタラの芽につける衣ですが、天ぷらのコツで定番の「冷たい水」を使います。
あらかじめ冷蔵庫で冷やしておくとスムーズですね。
小麦粉と水の割合は同量かゆるめで、練らないようにさっさか混ぜてください。
たらの芽は衣をつけすぎない方がおいしいです、小ぶりのタラの芽ならてんぷら粉は片面だけとかでもいいですよ。
あとは170度~180度ぐらいの油でサッと揚げます。
あまり火を通し過ぎないほうがいいので、1分半ぐらいでしょうか、短時間で揚げてくださいね。
これでサクサクのたらの芽の天ぷらになりますよ。
たらの芽の天ぷらについてまとめ
たらの芽の天ぷらはあく抜きをしなくても作れるのが魅力ですよね。
ハカマの部分をとって水洗いしたら、切り口に切り込みをいれて、あとはてんぷら粉をつけて揚げるだけです。
収穫したてのタラの芽はとくにおいしいので、山菜採りにいったらぜひタラの芽の天ぷらを作ってみてくださいね。
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