夏野菜の冬瓜は煮物にして食べるとおいしいですよね、でもなんだか酸っぱいような味がすることってありませんか?
ちゃんと新鮮な冬瓜をかってきてその日のうちに調理したから、腐ってるわけではなさそうなのに(´・ω・`)
この記事では
・冬瓜の煮物が酸っぱいのはなぜ?原因は?
・冬瓜の煮物のだしでオススメは?
・冬瓜の煮物のコツ!いっしょに入れるといい具は?
についてをまとめていますので、参考になれば幸いです
冬瓜の煮物が酸っぱいのはなぜ?原因は?
冬瓜の煮物が酸っぱいのはなぜなのか原因がわからないとこまっちゃいますよね
前提として冬瓜の実が白くて新鮮な、腐ってるわけではないもので書いていきますね
冬瓜にはビタミンCが含まれているので、含有量によっては「なんか酸っぱい…?」と感じることもあるようです
気にならない人は冬瓜を食べてすっぱいなんて感じたことないって言うんですよね
私はなんとなく冬瓜特有の味…みたいに思っていました
それでこの冬瓜の酸っぱさを緩和する方法として、下茹でがあります
10~20分ほど、冬瓜が透明に透き通って、串がスッと通るまで下ゆでしてみてください
冬瓜にはシュウ酸もふくまれていますので、気になるなら米のとぎ汁をつかって下茹でするといいですよ
重曹だとちょっと重曹の味というか匂いがのこりやすいです
下茹でしたお湯は捨てて、新たな水で出し汁をつくります
>>関連記事:「冬瓜の下茹では必要?煮物の場合やかかる時間はどれぐらい?」
冬瓜の下茹でについて詳しく書いていますので参考になれば幸いです
ちなみにコレが酸っぱいではなく「すごく苦い」の場合、ククルビタシンというちょっとよろしくない成分の可能性があるので、そのときは食べるのをやめるようにしてくださいね
吐き気や腹痛などの中毒をおこすおそれがあります(;’∀’)
下茹でがすんだトウガンは、濃いめの出汁で煮ると酸っぱい味が気にならなくなりますよ
冬瓜の煮物のだしでオススメは?
冬瓜自体に味がないので、出汁をしっかり含ませるとおいしい煮物になりますよね
冬瓜の煮物にオススメの出汁はこちら
・干ししいたけ
・昆布
・海老
・かつお節
・白だし
・コンソメ
・鶏がらスープ
和風、洋風、中華風と好みの味にあわせて、いくつかの出汁を組み合わせてもおいしくなりますよ
いずれの出汁のばあいも濃いめにするのがポイントです、冬瓜は95%が水分なので水っぽくなりやすいんですよね
冬瓜には余分な塩分を排出するためのカリウムが含まれているので、濃いめの味付けでも大丈夫です
また一緒にいれる具材から出るダシもあります、そちらも考慮して味付けの濃さを調節してみてくださいね
冬瓜の煮物のコツ!いっしょに入れるといい具は?
冬瓜を煮物にするときのコツや一緒に炊くとおいしい具材を紹介していきますね
まず冬瓜の皮は厚めにむいてください
緑色の筋?っぽいものは残らないように、実が薄緑色の部分が残らないようガッツリ皮むきします
ここが残っているとちょっと青臭いんですよね
それから冬瓜のワタの部分はえぐみがあるので、スプーンをつかって全部とってしまいます
ワタが好きな人は炒めたりして食べるみたいですが、私は苦手でいつも捨ててしまっていますね;
そして冬瓜を下茹でするときには、実の皮がついていた方に隠し包丁をいれておくといいですよ
また濃いめの出汁で煮ても、冬瓜からでる水分で味がうすくなってしまうことがあります
一旦煮て冷ました冬瓜の味がうすくなっていたら、もう一度調味料をいれて味付けをしてみてください、落し蓋を忘れずに!
大根などと同じように煮ているときではなく、冷めるときに冬瓜に味がしみこんでいくので、煮物をつくったら冷めるまで置いておくといいですよ
あと冬瓜はスープに仕立てるのもおいしいですが、水溶き片栗粉をいれてトロミをつけたほうが、冬瓜に味がからみやすくなっておいしくなります
それから冬瓜といっしょに煮るとオススメの具材についてです
冬瓜は体を冷やす食べ物なので、逆に体をあたためる食材といっしょに煮物にするのがおすすめです
例えば生姜・鶏肉・海老など
これらは冬瓜の煮物やスープには定番の組み合わせですが、ちゃんと理由があって定番になってるってことですよね
中華風スープにしてもおいしいし、和風あんかけにしてもおいしいです
うちでは根菜をアレコレいれて(冷蔵庫の残り物とか…w)、具沢山の冬瓜スープにすることが多いです
夏の暑い時期だからこそアツアツのスープで体をあたためるといいですよ
スッキリ食べたいときには出汁をたっぷり含ませた煮物がいいですね、冷たい状態でもおいしく食べられるのが冬瓜の魅力です
この記事が冬瓜の煮物が酸っぱくて困ったときに、すこしでもお役に立てれば幸いです
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