まだ年少~年長の、いわゆる「就園児」が「バレンタインに友チョコを作ってお友達にあげたいな♪」なんて言い出したら、ママとしてはちょっと悩んでしまいますよね~;
なにせ手作りの食べ物は嫌がる親御さんもめずらしくない(;´・ω・)
それにバレンタインにチョコをもらうと相手からしたら「お返しどうしよう」ってなりかねないし…、でもお友達に手作りチョコを渡したい子供の気持ちにも寄り添ってあげたい。
そこで!
実際に園児を育てている、または育てていたママたちに「手作りの友チョコをもらって困ったエピソード」と、逆に「手作りの友チョコをもらって嬉しかったエピソード」を聞いてみました。
※クラウドソーシングサイトで募集した口コミです
友チョコが手作りだと迷惑になる?
実際のところ手作り友チョコをもらう側のママ達の本音がわかれば、迷惑にならない手作りの友チョコも用意しやすいですよね。
市販のチョコにするという手もあるけど、娘が「じぶんで作って〇〇ちゃんに渡したい!」と言ったら…(-_-;)
・「手作りの友チョコをもらって困ったエピソード」
・「手作りの友チョコをもらって嬉しかったエピソード」
を紹介していきますので、参考になれば幸いです。
幼稚園で友チョコ手作りをもらって困ったエピソード
まずは手作りの友チョコを子供がもらったものの、困ってしまった!というエピソードから紹介します。
今は友チョコと言って同性同士でチョコをあげる習慣もありますが、人付き合いのいい長男は同性からも異性からもチョコをもらっていました。
ほとんどが板チョコやチロルチョコなど既製品の手軽に買える金額のチョコなのでなんの問題もなかったのですが…。
年長になり、1人の女の子に好かれた長男がもらってきたチョコの中に、明らかに本命チョコと思われるような手作りチョコがありました。
長男のことが好きで作ってくれたのは嬉しいのですが、長男はその女の子には興味がなかったため、ホワイトデーのお返しに非常に頭を悩ませた思い出があります。
今は幼稚園にチョコを持ってくることを禁止している幼稚園もあると聞いています。
うちの子供たちの幼稚園でも禁止だったら、チョコをあげたり、ホワイトデーのお返しで悩んだりすることもなかったのではいかと思います。
また、もらえる子、もらえない子が出てくるため、うちの保育園ではバレンタイン、ホワイトデーは禁止されていました。
保育園の帰りに『彼女』から、息子はチョコを頂きました。 嬉しそうな息子。
帰ってすぐに封を開けて食べた途端…上の乳歯が一気に2本抜けました(笑)
血まみれ、チョコまみれ、歯が抜けたショックから、そのチョコを食べなかったので、ママがお味見…
歯の頑丈な私でも噛めないくらい硬いのなんの(笑)
きっと、チョコを湯煎して溶かしただけで、生クリームなど入れず固めたようで、より一層、カチンカチンのチョコになっていました。
生えかわり時期とはいえ、一気に2本は可哀想でした。
子ども同士の受け渡しは禁止だったので、お迎えの時間にもらったりおうちに持ってきてくれたりいろいろでした。
チョコの中は様々で高級なチョコ、手作りのチョコ、市販のチョコという感じでした。
高級なチョコと市販のチョコは美味しく食べて大体の金額でお返しできますが、手作りがいちばん困ります。 お返しも考えてしまいます。
そのお友達は息子にだけでなく、同じクラスのほかの男の子たちにも配れるように、たくさんのチョコを用意していたようです。
手作りで、トリュフがかかっていたチョコで、1袋に3個くらい入れていてくれました。 息子は大変喜んでいたので良かったです。
ただ、いくら手作り品でたくさんの子に配っていたうちの1人だったとしても、ホワイトデーでお返ししないわけにもいかないので、結局300円くらいのものを用意しました。
親としては少々面倒くさかったです。
私も同じ世代のママさんの手作りに興味があったので、チョコを見てみると指紋と髪の毛が表面に付いているではありませんか。
これはベタベタと触った感満載。
息子もそれを見て、「食べたくない。」と言い出し、私はさすがに食べ物を粗末にするなと言ってはいますが、こちらは食べなさいとは言えませんでした。
しかし、次の日「美味しかった?」とのお友達からの質問に困り果てた息子だったようです。
お腹が空いていなくてまだ食べていないと返事をしたようで、また明日の返事を考えていた息子です。
バレンタインに手作りチョコが嬉しかったエピソード
次は子供が手作りの友チョコをもらって嬉しかったエピソードの紹介をしていきますね。
現在はそれほどひどくもなく過剰でなければ摂取できるようにはなりましたが、息子は小さい時から卵のアレルギーがありました。
保育園入園時(10か月)から一緒の子は、息子が苦しむのは見たくないけどあげたいということで、ママに手伝ってもらいながら卵を使用しないケーキを調べ、わざわざ他の子と違うものを作ってくれました。
小さいながらにアレルギーを理解してくれ、また他の子と違うと時間や手間もかかるのにわざわざ作ってくれたことに感動しました。 そしてそれを理解し手伝ってくれた親御さんにも感動しました。
切って溶かしてプラスチックのスプーンの上で固めただけの簡単なものでしたが、多少ぼんやりした娘にとっては初めての体験と驚きで、嬉しかったようです。
事前に相談などがなかった為タイミングを逃してしまったので、その年のお返しにはお手紙を渡しました。
完全に出遅れ、どちらかというと男子寄りだった娘はちょうどその頃初恋を経験して、来年には絶対に意中の男の子にあげようと心に決めていたようです(本人談)。
次の年にはその男の子も娘も大好きな、某アニメキャラクターのクッキーの型を買いました。
お料理サイトで簡単なレシピを検索、型抜きクッキーを作って市販のデコ用チョコレートで顔を描き、プレゼント。
結果は大成功!娘も男の子もお友達も皆大喜びでした。
有名キャラクターの力は偉大ですね。
我が家の場合はちょっとした手作りを好むお母様が何人かいらっしゃったこと、プレゼントするお友達のアレルギーの有無が全員判明済みだったのでこのようなものになりました。
お友達から貰ったものは、溶かして固めたチョコからトリュフ、スイートポテトやクッキー、パイシートにチョコを挟んで焼いたチョコレートパイ、市販のビスケットにチョコレートをデコしたもの、市販の混ぜて焼くだけのクッキーなど、純粋な手作りからちょい足し程度が多かったように感じます。
バレンタインといえども子ども同士のイベントなので、手づくりだけでなく、カードやお手紙、ラッピング、お菓子選びなどでも子ども自身が少しでも手を加えているものを、渡し合っている姿はどこが得意げに見えて微笑ましかったし、可愛かったなと感じました。
子ども達にとっても、何を渡すかというより渡す行為そのものを楽しんでいたと思います。
幼稚園児なので、もらうものは溶かして型に入れただけのチョコや、チョコペンでデコったクッキーなどとても簡単なものでしたが、それぞれの子の気持ちがこもっていて、娘もとても喜んでいました。
こちらも手の込んだことをせず、簡単にたくさん作れるものを用意して何人ものお友達に配りました。
市販品とかだとお値段が気になりますが、ちょっとしたものだとこちらも気軽にプレゼントできるので助かります。
中には手作りだったり手紙が入っていたり。
おませさんな女の子も居て私の方が恥ずかしくなるような手紙の内容でした。
息子はチョコが大好きなので凄く喜んでいましたがホワイトデーが大変です。
バレンタインデーに風邪を引いて休んでいた女の子からも後日手作りチョコを貰ってきました。 トータル23個貰いました。
幼稚園で1番チョコを貰った息子を誇りに思います。
100円ショップにあるグッズを使って作り、ラッピングしてあった物で可愛かったです。
お返しを用意しなければいけないかなと思って見ていた矢先、お友達のお母さんが、「習い事でたくさん作って持って行かないといけなくて。○○君にも食べてもらいたいって聞かなくて、もし良かったらもらってもらえるかな。」と言ってきてくれました。
習い事のために作った物だからお返しは気にしないでね、という心遣いに感じて嬉しかったです。
息子はお友達にお礼のお手紙を書いていました。
園児がバレンタインに手作りするなら?
沢山のママさんたちに口コミを頂きましたが、園児がバレンタインに友チョコを手作りするなら、やっぱりお返しに困らないようなものが良さそうですね。
衛生面を気にするママもいるので、素手で触らずにつくれるロリポップチョコとか、クッキーなど焼き菓子が無難でしょうか。
>>関連記事:「 友チョコは子供でも作れる?バレンタインレシピで簡単幼児むけはコレ 」こちらの記事で幼児でも作れる簡単な友チョコレシピを紹介していますので、あわせて参考になれば幸いです。
またメッセージカードを添えたり、お返し不要の一言があるだけで気が楽になるみたいです。
手作りチョコだとお返しの相場が分かり辛いですしね;
あとあらかじめ「バレンタインに手作りの友チョコをあげてもいいか?」の確認があると助かるというお話も聞きました。
バレンタインデーに同時にお返しをしやすいのと、子供がアレルギーだったりチョコが好きじゃない…という場合に困るようです。
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楽しいバレンタインにしたいですね、この記事が少しでも参考になれば幸いです。