飲食店ですき焼きをたのむと、必ずといってもいいほど生卵がセットで出てきますよね。
「すき焼きには生卵」という家庭で育つと違和感ないですが、なじみがないと「なぜ生卵?」って感じじゃないですか?
生卵が苦手だと、すき焼きについてきた時困ってしまいますよね(;´Д`)
この記事では
・すき焼きに生卵の理由はなぜ?
・すき焼きは生卵の代わりにつけるものってある?
・すき焼きに生卵がいらない場合どうする?
についてまとめていますので、参考になれば幸いです。
すき焼きに生卵の理由はなぜ?
すき焼きに生卵をつかうことになじみがないと「なぜ?」と疑問ですよね。
これには色んな説があります。
・牛肉と卵で栄養をとる滋養食だった
・アツアツの牛肉を食べてヤケドしないように卵で冷まして食べる
・牛肉の臭み対策で甘辛い味付けになっているけど、味が濃いので卵でまろやかにする
・単に卵をからめるとおいしいから
牛肉に関しては今も高級品の部類ですよね、とくにすき焼きに使うお肉はいいものを使おうと思うと諭吉さんがとんでいきます;
すき焼きはそんな高価な牛肉をつかうご馳走なので、昔は贅沢品だった卵をいっしょにつかうことで、年に一度のお楽しみみたいな感じで食べていたそうです。
それから昔のすき焼きというのは農具の鍬(すき)を熱して、牛肉を焼いていたそうです。
なので焼きあがったお肉はそのままだとヤケドしそうなぐらいアツアツで、それを冷ますために生卵につけて食べていたという説もあります。
猫舌の人とかはこの理由が多そうですね。
あとはすき焼きの味付けにつかう割り下(わりした)って、牛肉の臭みをごまかすためにとっても味が濃厚ですよね。
甘辛くておいしいのですが、いかんせん濃い!
そのまま食べると味が濃すぎて食べづらいので、卵をからめることで味をまろやかにする…という説です。
すき焼きって具を足していって煮込んでいくと、白菜とかネギから出る水分ですき焼きのタレの味が薄まって、中盤ぐらいからちょうどいい味になりませんか?
そうなると割り下を追加したりしますが…でも生卵もなくなるころだし、割り下醤油は追加せずにそのまま食べるのもおいしいですよ。
また嗜好によりけりですが、単純に生卵をつけたすき焼きがおいしいからという説もあります。
すき焼きは生卵の代わりにつけるものってある?
すき焼きに生卵をつけるのが苦手だと、味が濃すぎる段階でのすき焼きは食べにくいですよね。
生卵以外にもすき焼きにあうものがあれば便利だなって思いませんか?
そこで!オススメの食べ方4つを紹介しますね。
・おろしポン酢
・七味
・とろろ
味付けが濃くて食べづらいわけですから、サッパリ味になる「大根おろし」がよく合います。
お肉は消化に時間がかかるので、消化酵素がはいっている「大根おろし」は、理にかなった食べ方なんですよ。
おろしポン酢の場合大根おろしだけでなく、ポン酢味が加わるので好みは分かれるかもしれません。
すき焼きのタレの味をなるべく楽しみたいなら、大根おろしのみの方がオススメです。
辛い味が好きなら七味をふりかけるとおいしいですよ。
あとは苦手じゃなければとろろ芋につけながら食べるのもおいしいです。
大根おろしと同じく消化にいいので、牛肉との組み合わせにオススメですよ。
すき焼きに生卵がいらない場合どうする?
すき焼きに生卵の代わりといっても、お家でなら出来るけどお店で食べる場合そうもいかないですよね。
でもすき焼きを注文すると生卵が出てくる…。
一緒に食べる連れは普通に生卵につけてすき焼きを食べているし、自分だけ食べないのは空気壊すかなとかちょっと気になるかもですが。
すき焼きに生卵をつけずに食べる人はいくらでもいるので、「苦手だから」という理由で卵に手を付けなくても大丈夫だと思います。
なんなら卵につけて食べるのが大好きな連れなら、よろこんでもらってくれます(うちの場合旦那とかw)
残したり誰かにもらってもらうのはちょっとって感じなら、店員さんが卵をもってきた時や注文のときに一言「卵はいりません」と伝えてしまっていいんじゃないかなと。
私は夫とすき焼きを食べにいくときは、卵をもらってくれるのを分かっているので何も言いませんが。
友人や同僚とすき焼きを食べるんなら、注文のときに「生卵なしでもいいですか?」って聞きます。
出されたものを残すより、最初から遠慮しますと伝えた方がお互いいいですよね。
>>関連記事「すき焼きの肉の量は一人前何グラムぐらい?種類や焼く焼かないで違いはあるの?」
すき焼きの卵についてまとめ
私は今でこそすき焼きに生卵は苦手で食べられませんが、子供の頃は普通に食べれていましたw
なので生卵ではなく温泉卵をつかったり、すき焼きの〆にうどんといっしょに卵とじにしたりしています。
生卵といっても白身だけ苦手なら、温泉卵だといけるかもですよ。
まあ無理して卵をつかう必要もないので、あなた好みのすき焼きを楽しんでくださいね。
>>関連記事「 すき焼きの肉を柔らかくする方法!安い肉でも固くならないよう煮るコツは? 」
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