節分といえば夕飯に鰯(いわし)を食べる家庭も多いかと思いますが、魚って食べにくいから子供がイヤそ~な顔したりもするし、「なんでイワシなの?」って聞かれたりしませんか?
節分にいわしの理由を話せたら、こどもも納得して食べてくれるかもですよね。
この記事では
・いわしを節分になぜ食べるの?理由は?
・いわしの節分の食べ方に決まりはある?
・節分にいわしを子どもに食べてもらうには?
についてをまとめていますので、参考になれば幸いです。
いわしを節分になぜ食べるの?理由は?
節分にいわしを食べる理由は、地域によって微妙な違いがありますが、共通して言われていることは
「鬼がイワシの臭いが苦手だから」です。
節分といえば豆まきをして鬼を追い払いますよね。
その豆まきで追い払った鬼がイワシの匂いが嫌いで、再び家に入ることはできないように、玄関や家の四方にイワシの頭を飾っておくんですよ。
イワシの頭は魔除けとして、家の四方に柊の葉と一緒にさしますが、その時に使ったイワシの残りを食べることになります。
いまでもヒイラギとイワシの頭をいっしょに飾るお家もあるようですが、マンション住まいとかだとご近所トラブルになりかねないですよね;
そこで玄関には飾らないけど、いわしを食べる形に変わっていったようです。
こういう昔からの風習とかは地域や家庭によって諸説かわってくるので、ハッキリと申し上げるのはむずかしいですね(;´∀`)
でも昔は節分の時にイワシの頭を魔除けに玄関に飾っていて、今でも名残がある地域も多いです。
うちは魔除けでいわしを飾ったりはしないのですが、昔の風習の名残でか私の実家では節分の時にイワシの塩焼きを食べています。
いわしは「焼くとかなりの煙と強烈なにおいから邪気を祓ってくれる」ので、焼いて煙を出すのも魔除けの為だそうです。
魔除けだったり、厄除けだったり、厄落としだったりと、言葉は違えども鰯のにおいがポイントですね。
いわしの節分の食べ方に決まりはある?
節分にいわしを食べる理由は鬼が苦手な臭いで厄払い、ですがイワシの食べ方に決まりはあるのかな?って感じですよね。
絶対にこうやって食べないといけない!という食べ方はないものの、塩焼きにして食べるのが一般的ではあります。
なぜ塩焼きにするかというと、さきほども述べたとおり、イワシを焼いた時にでる煙も魔除けになるからです。
フライパンやグリルで焼くより、炭火焼にしてモウモウと煙をだすとより鬼が逃げていきそうですね。
またスーパーでも節分になるとイワシが大量に出回ります。
真イワシも売っていますが塩を振ってあるイワシも多く並びます、もう塩焼き用として準備されているんですよね。
節分というと最近では恵方巻も定番になってきているので、いわしの塩焼きと恵方巻の組み合わせの家庭も多いのではないでしょうか。
巻き寿司は手で持って丸のまま恵方を向いて食べるので、それをかじりながらイワシの身をほぐして食べるのは、少し苦労しますがとても美味しいですよ。
節分にいわしを子どもに食べてもらうには?
節分にいわしを食べるのに食べ方の決まりはないものの、塩焼きが定番ではあります。
でも小さな子どもにとっては小骨の多いイワシの塩焼きって食べづらいですよね。
邪気をはらうという縁起担ぎをするなら、子どもにもイワシを食べてもらいたし、出来れば食べやすいレシピがいいじゃないですか?
そこで塩焼き以外のイワシを使ったメニューを紹介していきますね。
まずいわしの梅煮や生姜煮、甘露煮といった、骨まで柔らかくなって食べられるメニューです。
食べられるほど柔らかいので、ネックである小骨もきにならずいわしを食べることができますよ。
とくにイワシの甘露煮は甘めのタレで味付けするので、子どもも食べやすいかと思います。
また甘めの味付けというと、イワシの蒲焼も食べやすくておすすめですよ。
こってりした味付けなので卵のお吸い物などと合わせるといいです。
それからいわしの梅ロールフライ!
いわしに紫蘇を敷いて、梅干しの種を除いて包丁でたたきます。
小麦粉かけた状態でくるくると巻いて爪楊枝で止めます。
それに小麦粉、卵、パン粉をつけてフライに。
油であげるので細い小骨なら気にならなくなります、小さめのイワシで作るのがおすすめですね。
似たようなメニューだとイワシの天ぷらもサクっとして子どもも食べやすくなります。
あとは、イワシのつみれ汁。
イワシのつみれ汁には、ほうれん草やニンジンなど野菜もたっぷり入れるといいですよ。
恵方巻きを食べる日は、何かと野菜不足になりがちなので。
温かい汁でからだも温まるし、つみれはフードプロセッサーなどでガリガリやるから、小骨も気にならなくなりますね。
節分の食べ物にいわしの理由などまとめ
節分の食べ物にいわしの理由などまとめです。
・節分にいわしを食べるのは鬼が苦手な臭いだから
・節分に食べるいわしの食べ方は塩焼きが一般的
・子どもも食べやすいイワシ料理は、甘露煮にしたり揚げ物にしたりつみれ汁など
節分にいわしを食べて、鬼を追い払ってくださいね。
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