この記事ではプラバンの色付け方法の中で、色鉛筆をつかった方法についてまとめています。
私は子供といっしょにプラバン工作にハマっていて、色鉛筆だと幼児でも手がよごれなくて楽なんですよね。
ただし色鉛筆で着色できるプラ板の種類とか、塗り方の注意点なんかがあったりして、初めてのときはけっこう戸惑いました。
そこで
・プラ板に色鉛筆の塗り方、注意点やコツは?
・プラ板に色鉛筆だと裏処理は必要?
について書いていますので、参考になれば幸いです。
プラ板の色付けを色鉛筆で!やり方の流れ
プラバンの色付けを色鉛筆でやってみましたので、まず流れを書いておきます。
やり方の流れ
・プラ板に絵を描く
・色鉛筆で色付け
・プラバンを好みの大きさにカット
・トースターで焼く
・重しで平らにして完成
プラバンのカットは絵を描く前でも大丈夫です。キーホルダーなどにする場合はトースターで焼く前に穴をあけてください。
色鉛筆での色付けは、プラバンを焼く前になります。
そしてプラ板の種類ですが、おおまかに分けて4つ。
・ヤスリがけが必要な透明タイプ
・ヤスリがけが必要な白色タイプ(使用しなかったので写真にはのっていません)
・ヤスリがけがいらない半透明フロストタイプ
・ヤスリがけがいらない白色フロストタイプ
まずヤスリがけが必要なプラバンについてです。
なんというか一番スタンダードなタイプで、両面ともツルツルした状態のプラ板です。
ツルツルなのでそのままでは色鉛筆でぬることができません。なのでヤスリで削って色づけできるようにします。
ヤスリはサンドペーパーの他に、爪磨きでもけずることが出来ました。
続いてヤスリがけがいらないフロストタイプ。
私としてはこちらのプラバンがおすすめです、ヤスリがけってけっこう面倒くさいんですよ…w
やすりをかけなくても色鉛筆で塗ることの出来るプラバン、それがフロストタイプです。
フロストタイプは色塗りする面は薄い紙っぽい、和紙のようなてざわりで、色鉛筆がそのままぬれてちゃんと発色します。
半透明のものは色塗りしていない面からみると、ガラス越しみたいな仕上がりになります。
白色のものは透明感がないので、作りたい作品のテイストにあわせて選択してみてください。
どちらも色塗りしない面はツルツルした手触りになっています。
私はいつもセリアでフロストタイプのプラ板を購入していて、近所のダイソーやキャンドゥではみかけたことがないです。
プラ板に色鉛筆の塗り方、注意点やコツは?
プラ板に色鉛筆の塗り方ですが、そのままグリグリとぬってしまっても一応大丈夫です。
うちは子供が色塗りするときは紙にお絵かきするときと同じようにぬってもらってます。
ただしプラ板は焼くと収縮するため、焼く前より焼いた後のほうが色が濃くみえます。
左が焼く前、右が焼いたあとのプラ板です。トースターから出すと「濃ッ!!!」ってなると思います。
なので仕上がりイメージよりかなり薄く色付けしないと、思っていたのとチガウってなりがちです。
それとプラ板の種類によって仕上がりが変わりました。
先ほどの写真の上から
・ヤスリがけした透明タイプのプラ板
・半透明のフロストタイプ
・白色のフロストタイプ
同じ大きさに切ったにもかかわらず、縮小率がちがうのか焼いたあとのサイズがまず変わりました。
それと白色タイプ以外は色塗りした面はカピっとしているので、裏むきにして透明感をだしたほうが見た目がいいです。
ちなみに上手なグラデーションにぬる方法は今練習中です(´;ω;`)ウゥゥ
どう~~してもグラデーションではなくストライプみたいになるんですよねw
色鉛筆の芯をカッターとかでけずって、ティッシュや綿棒でこすってのばすとふんわりするので、グラデーションもキレイにいくかもしれません。
やってみていい感じにできればまた記事にしようかと。
プラ板に色鉛筆だと裏処理は必要?
プラ板って裏側の処理が気になりますよね。
先ほども書いたとおり、色鉛筆でぬった面(つまり裏側)は、そのままだと見た目としてはイケてないです。
出来れば隠しておきたい…ってなるんじゃないかな~と。
ただ、そのままにしてあるプラバンもあるけど、特に色落ちはしてないです。見た目は別にどうでも良いなら、そのままでも大丈夫ですよ。
色鉛筆の種類?にもよるようなので、色落ちしそうならコーティングしたほうがいいです。
私はあまりニスを使いたくないので、マニキュアをつかってコーティングしています。
マニキュアのトップコートとか、ラメ入りの薄くいろのついた透明感のあるタイプとか。
色鉛筆もマニキュアで色がにじんだりはしていないですよ。
でも油性ペンを使って線画をかいていたりするなら、マニキュアを使うのは気を付けてください。
油性ペンはマニキュアでとけてにじみます。
私は油性ペンで表側に線画をかいて、裏側に色鉛筆で色付けして、裏側だけマニキュアをぬったりもしたんですが。
垂れてしまったマニキュアが表側に流れていって、油性ペンがにじんでしまったりもしました(;´∀`)
あとレジンのようにぷっくりはしないし、透明感もあまりのこってくれません。ラメパーツをつけたり、色落ち対策目的ぐらいに考えておくといいかなと思います。
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プラ板の着色を色鉛筆でまとめ
プラ板の着色を色鉛筆でするときのまとめです。
・プラ板はフロストタイプが使いやすい
・色付けは完成予想よりうすく塗る
・裏側の処理は必須ではないけどしたほうが色落ちは安心
プラ板作りって手順は単純なのに、なんか奥が深いんですよね~~。
色鉛筆以外の画材を、私もいろいろ試し中です。画材によって雰囲気がぜんぜんかわって楽しいです(*´ω`*)
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