生姜焼きってご飯がすすみやすい味付けでとってもおいしいですが、肉がかたすぎて噛むのが大変…なことないですか?
特に生姜焼き用として売られている、少し厚めのスライスで作るとかたくなりやすいですよね。
あまりにもお肉が硬いと食べづらいし、生姜焼きの肉を柔らかくできたらよくないですか?
この記事では
・生姜焼きの肉を柔らかくする方法は何がある?
・生姜焼きの肉の下ごしらえでオススメの方法はコレ
・生姜焼きの肉の焼き方で硬くならないコツ
についてまとめていますので、参考になれば幸いです。
生姜焼きの肉を柔らかくする方法は何がある?
生姜焼きって大好きな人が多いからか、お肉をやわらかくする方法って色々あるんですよ。
ただそれぞれの方法で一長一短あるというか…デメリットもあったりします。
まずは私が知っている生姜焼きの肉をやわらかくする方法を紹介します、また個人的にオススメの方法についても後ほど紹介しますね。
筋切する
厚めの生姜焼きの肉を使うなら、ミートリフターやフォークなどをつかって筋切をします。
面倒でなければ包丁で筋に切り込みをいれていってもOKです。
玉ねぎ
玉ねぎの酵素でお肉をやわらかくすることができます。
簡単な方法だとくし切りにした玉ねぎと、生姜焼きの肉をいっしょに炒めるだけ。
ただとってもやわらか~~いとまではいかないですね。
面倒な方法だとすりおろした玉ねぎに生姜焼きの肉を漬け込みます。
あまり長時間つけこみすぎると肉がボロボロになってしまうので、30分~1時間ぐらい。
すりおろした玉ねぎはそのまま一緒に炒めてしまって、シャンピニオンソース?っぽく使ってもおいしいですよ。
ただしタマネギをすりおろすのって心底面倒だし疲れますw
あと味が…かなり「玉ねぎ!!」って感じになりやすいです。
パイナップル
玉ねぎをすりおろすよりは楽な、同じく酵素で肉をやわらかくする方法です。
パイナップルといっても缶詰ではダメで、生のパイナップルを使用してくださいね。
缶詰やカットパイナップルだと酵素がすでになくなっている可能性があるんです。
丸ごとのパイナップルを買ってきて、切りたてホヤホヤのパイナップルとお肉をポリ袋などで一緒にいれておくと、やわらか~~いお肉になりますよ。
なのでちょっとコストパフォーマンスが悪いんですよね~;
あと浸け置き時間が長いと、生姜焼きの肉がボロボロになりやすいです。
ヨーグルト
私は試したことはないですが、ヨーグルトの乳清がお肉をやわらかくするみたいです。
ヨーグルトを取り除いて焼けば味は全然気にならないそうですよ。
塩麹
一時期とってもブームになりましたね~、塩麹を生姜焼き用の肉にぬりたくってしばらく置いておく方法です。
麹のパワーでお肉がたべやすくなるんですよ。
塩麹は独特の味がするので生姜焼きのタレは濃い目がいいですね。
生姜
生姜焼きなので生姜に肉をつけておくのもいいですね。
一般的にはすりおろしたショウガや生姜汁と醤油やお酒などの調味料を混ぜて、焼く時にもつかうタレに肉をつけこんでおきます。
つけこむ時間が長ければ長いほど、お肉のたんぱく質を酵素が分解していくのでやわらかくなります。
が、分解されるわけですのでお肉はなんだかボロボロになってしまいます…。
このタレの漬け込み時間は個人の好みがわかれるところなので、あなたのちょうどいい漬け時間でやってみてくださいね。
生姜焼きの肉の下ごしらえでオススメの方法はコレ
ここまで生姜焼き用の肉を柔らかくする方法を色々と紹介してきましたが、ここからは私がオススメの方法を紹介します。
生姜焼きの肉に、小麦粉をうっすらとまぶす方法です。
小麦粉で肉がつつまれることにより、焼いたときに肉汁を内側にとじこめるので、柔らかさをたもてるんですよ。
酵素でやわらかくする方法みたいにお肉はボロボロになったりしないし、それほどコストもかかりません。
一枚ずつ小麦粉を肉にまぶす作業はちょっとめんどうではありますがw
生姜焼きのタレは味が濃いので私はお肉に味付けはしませんけど、塩コショウなど好みでしても大丈夫です。
ちなみに小麦粉のかわりに片栗粉でも出来ますよ。
粉をまぶすのは焼き始める直前がオススメです、あらかじめやっておくと肉の水分で粉がべちょっとなってしまいます。
お肉を柔らかくするために玉ねぎのすりおろしとか、生姜焼きのタレを作って漬け込みとか、まあ色々と試してきたんですけど。
私はもうずっと同じ、小麦粉をまぶす方法でやるようになりました。
ただ好みがあると思うので、あなたに合うやり方を選んでみてくださいね。
生姜焼きの肉の焼き方で硬くならないコツ
最後に生姜焼きの肉の焼き方で硬くならないコツについて紹介します。
ここまでにいくつか生姜焼きの肉を柔らかくする方法を紹介してきました。
しかしあらかじめ生姜焼きのタレで漬け込んでから肉を焼く方法でも、小麦粉をまぶしてお肉を焼いてからタレをからめる方法でも、共通することがあります。
とにかく肉は焼き過ぎない、過剰に火を通しすぎない!です。
豚肉は焼けばやくほど硬くなっていくので、火が通ったお肉から順にお皿にとりだしていきます。
生姜焼きの煮汁を煮詰めるとトロミがでておいしくなりますが、お肉といっしょに煮詰めていると肉はどんどん硬くなってしまうんですね;
なので生姜焼きの肉を焼く→火が通ったらお皿に出す→生姜焼きのタレを煮詰める→トロミがでたらお肉をもどして絡めて完成!
という流れで作るといいですよ。
ちなみに小麦粉をお肉にまぶして作るやりかたなら、小麦粉でタレがとろ~っとしやすいです。
また豚肉にも小麦粉がついているおかげでタレが絡みやすく、しっかりと味がつきますよ。
柔らかい豚の生姜焼きの作り方まとめ
おすすめの柔らかい豚の生姜焼きの作り方は
・あればミートリフター、またはフォークで肉の筋切りをする
・小麦粉をうっすらとまぶしてから気持ち多めの油で火をとおす
・一旦肉を取り出してタレを煮詰める
・煮詰まったタレにお肉をもどして絡めたら完成
これでやわらかくて美味しい生姜焼きにグッと近づきます。
この記事が参考になれば幸いです。
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