お正月や鏡開きなどに家庭でもつくることのあるお汁粉ですが、和菓子屋さんの喫茶コーナーで注文すると塩昆布がついてきてビックリしたことありませんか?
この記事では
・おしるこに塩昆布の意味は?なぜついてくるの?
・おしるこの付け合わせは塩昆布じゃないとだめ?
についてまとめています。
そもそもおしること塩昆布って合うの?って疑問ですよね~。
おしるこに塩昆布の意味は?なぜついてくるの?
本格的なおしるこを食べたい!と和菓子屋さんの喫茶コーナーで注文して、運ばれてきたお膳の上にはなぜか塩昆布が。
え、もしかしておしるこに塩昆布を入れてたべるの??とすら思ってしまいましたが、実はこれ、口直しとしてそえられてるんです。
おしるこ(地域によってはぜんざい)ってかなり甘い部類の味付けなので、ずっと食べているとちょっと飽きてきたりしませんか?
お餅もあんこの味だし汁もあんこの味だし…で悪い言い方ですがくどくなってくるというか;
そんな時に塩昆布を食べるとしょっぱさで甘味になれた口の中がリセットされるんですね~。
そして塩気のあるものを食べたあとだと、またおしるこを食べた時に甘さが引き立つんです。
おしるこの付け合わせに塩昆布って理にかなっている感じですよね。
甘めの味付けの料理でも、甘さを引き締めるためにお塩を入れたりしますし、スイカに塩をふるとより甘く感じたり。
おしるこも塩のおかげでさらにおいしく食べられるんですね。
口直しではなく「箸休め」という考えもあって、まあどちらもおしること昆布を交互に食べる感じです。
塩昆布をたべるとおしるこを食べていて甘ったるくなってきた口の中がスッキリさわやかになるんですよね。
おしるこの付け合わせは塩昆布じゃないとだめ?
お汁粉の口直しに塩昆布がついてくるといっても、でもじゃあ「なんで塩昆布?」って感じですよね。
おしるこの付け合わせには塩昆布じゃないとだめなのかなあと。
これは別に塩昆布でなければいけないというわけではなく、地域やお店、家庭によって塩昆布以外をおしるこの添え物に出すんですよ。
私はクラウドソーシングサイトでアンケートをとってみまして、実際にどんなものを付け合わせに出しているのか、色んな食べ方を教えてもらいました。
まず「漬物」
漬物の種類は店によって違いますが、塩昆布と同じような感じでお汁粉の横に添えられます。
しば漬けや沢庵(たくあん)小梅と昆布の佃煮や、古漬けの白菜などなど。
お店で頼んで出てくるのは塩昆布のパターンが多いものの、家庭や地域のイベントでたべるときには漬物がつくことが多かったです。
この漬物の種類が人それぞれちがっていて、しょっぱい系が人気でした。
お茶
緑茶とおしるこの組み合わせです、苦いお茶で口直しをする感じですね。
お抹茶を飲む時にもあまいお菓子をいただくし、おしるこの甘さに緑茶の苦みはマッチしそうです。
お漬物などのしょっぱい系が苦手ならオススメの組み合わせですよ。
また緑茶ではなく昆布茶を箸休めに飲むという意見もいただきました。
白みそ
ちょっとこちらは個人的には変化球な食べ方でした、白みその汁に餅をいれてお正月にたべるぜんざいだそうです。
白みその味噌汁に野菜と大福をいれて作るお雑煮を聞いたことがありますが、ホント地域によって呼び名も中身も変わりますね~。
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おしるこの付け合わせに塩昆布のまとめ
おしるこの付け合わせについてのまとめです。
・おしるこに塩昆布を添えるのは口直しや箸休めのため
・おしるこの付け合わせは漬物やお茶でもいい
以上になります。
甘いおしるこを美味しく食べるために、あなたが好きな付け合わせを添えてみてくださいね。
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