お盆になると仏壇にお供え物が並びますね。
子供のころは親戚や親が用意するお供え物のおさがりを食べるだけでしたが、大人になると食べるだけではなく
「お供え物にはどんなものがあって何を渡せばいいのか?」
と考えないといけません(;´∀`)
この記事では私の子供の頃のことを思い出しつつ、お盆に仏壇にお供えする果物についてをまとめています。
どんな果物がお供えに選ばれて、どこで買えて、いつ食べるのか…参考になれば幸いです。
お盆に仏壇へお供えする果物はなにがある?
まずお盆に仏壇にお供えする、果物の種類からいってみましょう!
仏様にかんする事だと「果物にも選んでいいものといけないものとあるのでは?」と考えてしまいますが、これといって決まりはありません。
実際こどもの頃親戚がもってくる果物は毎年さまざまでしたし、親や祖母もいただく果物になにかを言ったこともありません(そりゃそうか)
決まりはないですが「旬の果物」をいただく傾向にはありました。
・メロン
・桃
・ブドウ
・さくらんぼ
・梨
桃とスイカの率は高かった記憶がありますね~。
いずれの果物も箱だったり、スイカなら丸ごとだったり量は多めにいただいてました。
しかし今どきで考えると核家族化してますし、すいか1個まるごとドーーーン!!すると量が多すぎてちょっと困るかもしれません;
冷やすのも大変ですしね~~。
また親戚から果物を頂かなかった年は、祖母か母が果物を用意していました。
絶対に果物をお供えしないといけない!とかではないのですが、毎年必ず果物はなにかしらありましたね~。
お供え用の果物でどれにしようか悩んでしまうときは、かご盛りという手もありますよ。
種類を選ばなくていいし、カラフルな見た目もいいですよね。
お供えの果物はどこで買える?
今どきは青果店をあまりみかけなくなってきてますし、お供えの果物を買えるお店も下手するとなかなか見つからないですよね。
それでもお盆の時期にはスーパーで、「お供え用」として果物の箱売りやかご盛りが並びます。ちょっと値段の高い果物コーナーですね。
なぜ「お供え用」なのかというと、仏壇に数日おいておくことを踏まえて、くだものがまだ未熟な状態で売られているからです。
まちがって「贈答用」は選ばないように気を付けてくださいね。
お盆にお供えした果物を食べるのはいつ?
私の地方では8月13日~8月16日がお盆期間ですがいわゆる「旧盆」です。
地域や宗派などなど色々な条件がふくざつに絡み合うので、あまり細かくは考えずにいきます(;´・ω・)
8月13日前後に親戚からお供えをいただいたり、母親やおばあちゃんが果物を買ってきたりとするのですが、基本的には8月16日にお供えを下げています。
基本的にはといいますのも果物ですから、どうしても傷んできたりするんですね。
この辺はホント家庭それぞれなんですが、私の実家では傷みそうな感じのときはお盆期間中でもおさがりにして頂いてました。
たとえば桃は傷みやすかったというか、箱の中にいくつか桃がはいっているんですけど、大抵そのうちの一つがちょっと傷んできてしまって。
そうなると母が、これだけ先に食べようということで傷んでる部分をきりとり、大丈夫なところだけ家族でたべてました。
また傷んでいなくても親戚がきたときに、いくつか分けて持っていってもらったり、お盆期間でもおさがりをしていましたよ。
なので一箱もらっても、お盆がおわるころには半分ぐらいになっていたり。
こちらの方ではそういうものらしいですが、お盆が終わったら川に流すという風習の地域もあるみたいで、全国共通ではないんですよね;
ただ傷んで腐ってしまった果物を、仏壇においたままというのは虫もわきそうだし、ご先祖様もいやなのでは…と個人的に思います。
なので特にキビシイしきたりとか、仏様の食べ物は仏様がたべるという風習でないのなら、果物が傷んでしまうまえに召し上がるようにしてみてください。
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お盆に仏壇にお供えする果物のまとめ
・お供えの果物は青果店やデパート、スーパーなどで「お供え用」を買える
・お盆にお供えした果物を食べるのはお盆が明ける頃、傷みそうならお盆期間中でも
ハッキリとした正解みたいなものはありませんが、私の実家ではこのようにしてお盆に果物をお供えしています。
余談ですが…お供えのなかで「おいしいけど熟すのが早くてお盆が終わるまえに食べる果物」は桃が多いです。
できるかぎりお盆が終わってから下げて頂きたいと考えているなら、桃以外にしたほうが無難かなと思います。
お盆の間におさがりするのはOKなら全然アリです、おいしいですよねモモ(*´ω`*)
メロンは「食べごろ」が書いてあるものだとお盆に合わせやすいですし、梨も傷んでしまったー!みたいな記憶はないですね。
といっても購入する時の果物の状態にもよるので一概には言えませんが…少しでも参考になれば幸いです。
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