お盆のお供えの定番に落雁ってありますよね。大きなサイズで菊の花や野菜の形をしていて、色鮮やかな砂糖のお供えものです
落雁ってお菓子と思ってたべてみたら「…」ってなりませんか?w
正直「アレ落雁って食べるものじゃなかった?」と、わたしも疑問に思ったものです。
そこで、お盆のお供えにつかう落雁について、そもそも食べるものなのか?!おいしい食べ方はあるのか?!についてまとめてみました。
お供えの落雁って食べるものなの?
落雁と言っても色々種類があるみたいで、お供えの落雁はお茶菓子の落雁とはまた別物です。ずっと一緒だと思ってました。
お供えの落雁ですが仏壇にかざるだけでなく、ちゃんと食べることも出来ます。
※私の実家では仏壇にお供えしてますが、お墓にお供えする地域とか様々みたいですね。
とはいえ子供の頃お盆明けにおばあちゃんに「落雁たべる?」と聞かれ一口かじってみたら、ハイスピードで口のなかがパッサパサになり。
味も「えええええ何これぇえ食べ物なの?!本当に?!」となって一口でギブアップしましたねw
スーパーで買えるお供え用の落雁だったので、そのまま美味しく頂けるものではありませんでした(-_-;)
ですがお茶菓子で出される落雁はとってもおいしいです。
何年前だったか結婚式の引き出物で頂いた落雁は、口のなかでスッととけていって全然別物だったんですよね。
大きさも一口サイズで、一気にあの塊を食べなくていいからか、食べやすいですし。
なのでお盆のお供えの落雁はおいしくないからイヤなんだよな~~と思っていても、和菓子屋さんとかでおいしい落雁(干菓子・和三盆・打ち菓子など表記されているもの)を選んだら食べやすいかと思います。
お供え用の落雁はなんといいますか、色がすごく鮮やかですよね、原色?みたいな。
対して干菓子の落雁は落ち着いた色合いです、パステルカラーっぽいですね。
お供えの落雁の食べ方でおいしいものは?
おいしく食べるなら和菓子屋さんの落雁ですが、やっぱり値段もかわってくるんですよね。
それにお供えの落雁も、食べ方でおいしいものがあれば助かるじゃないですか。もう手元にある場合もありますし。
そこでお供えの落雁をお菓子をつくるときの、砂糖代わりに使う方法をご紹介します。
以前友人に「お菓子作りにつかっちゃうといいよ」と聞いたので、手持ちのレシピ本でクッキーにつかってみました。
単純に「砂糖」を「落雁」にかえただけです。
落雁のかたまりのままではちょっと使えませんので、すりおろして粉にします。
うちはフードプロセッサーはないので、地道におろし器でゴリゴリやりましたが、ある程度砕いた落雁をフープロで粉にすると楽みたいです。
クッキー以外にもパンケーキに混ぜて焼いたり、トーストの上にかけて焼いたりできます。
パンケーキやシュガートーストにするときは量は控えめのほうがいいです、甘ったるくなるので…まあ好みもあるでしょうから、足りなければ足す形が良いかなと思います。
そしてお供え用の落雁の原材料を確認してみると「砂糖・片栗粉」とか「砂糖・でんぷん」とかまあいろんなパターンがあるんですけど。
要は砂糖とかためるための粉がはいってます、つまり粉末状にして料理に使うとトロミがつくんです。
お豆を煮たり筑前煮にしたりと煮物にもつかえます。
ただし最近はもう本当に「お供えするためだけ用」の落雁もあり、全然あまくないものもあります。
買うスーパーによって取り扱う落雁もかわるので、甘さのない落雁であれば無理に料理につかうこともないですね。
トロミがつくなら片栗粉代わりに使えますが、落雁をちょっと割ってかじってみてもトロミがつくかはイマイチわからなくて…(-ω-;)ウーン
甘ければクッキーを作って残りは煮物につかう感じですね。
お盆のお供えの落雁は日持ちする?
時期的にも暑いころだし、お供えものが日持ちするか気になりますよね。
元が砂糖なのでお盆のお供えの落雁は日持ちします。
賞味期限か消費期限がかいてあればそれに従うのが一番です、大体半年前後が多いかなあ…もっと早くに使いきっちゃうので、あまり気にしたことはないのですが。
とりあえずまず粉にしてしまって、密閉できる容器にいれます。
あとはクッキーを作って大量消費したり、普段の料理につかってみたりとしているうちになくなってますね。
おいしい打ち菓子のほうの落雁のときはそのままで食べます、下手にいじる必要はないです。
こんな感じでお盆のお供えの落雁について参考になれば幸いです。
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