味がじっくり染み込んでいて、箸で簡単に割ることができて、しかも煮崩れしていない。
そんな肉じゃがのじゃがいもが理想だけど、現実は「じゃがいもが固い!!」なんてこと…ありますよね(´;ω;`)ウッ…
私もなかなか上手く作れなくて、じゃがいもがドロドロにとけた肉じゃがか、サクサク歯ごたえなじゃがいもの肉じゃがを生み出していた頃がありました。
でも今は失敗することもなく、ほくほく美味しい、味もしっかり染み込んだ肉じゃがになってます。
この記事では
・肉じゃがのじゃがいもが固い!原因は?
・肉じゃがを柔らかくする方法はある?
・肉じゃがのじゃがいもをほくほくにする作り方!
について書いていますので、参考になれば幸いです。
肉じゃがのじゃがいもが固い!原因は?
レシピ通りの時間煮込んだのに、なぜかじゃがいもが固い!
そんな時に考えられる原因は
・じゃがいもが大きすぎた
・具の量に対して鍋が小さすぎた
・煮汁が少なすぎた
このあたりが考えられます。
肉じゃがって大きくゴロっとしたジャガイモなイメージあるじゃないですか。
でもレシピに対してじゃがいもが大きすぎると、火が通るまえに煮込み時間が終わる事も…。
それから具の量に対して、鍋がちいさい時も失敗しやすいです。
私も最初のころは二人前だし片手鍋でいいかなってやってたんですけど、じゃがいもが鍋底に並びきらないんですね。
いくつか二段重ねになってしまう状態。
上に乗ってしまったジャガイモは、煮汁から飛び出してしまうので、火が通らないでおわることが多かったです。
なので煮汁が少ないっていうのも、じゃがいもが固くなる原因のひとつ。
少ない煮汁で具をひっくり返したりしながら煮るという手もありますが、煮崩れしやすくなってしまいます。
それよりは具材がひたるぐらいの煮汁のほうが煮やすいですよ。
あとフタをせずに煮るよりは、フタをして煮た方が柔らかくなるかと。落し蓋プラスふたですね~。
肉じゃがを柔らかくする方法はある?
もし作った肉じゃがのジャガイモが固い、でももう食卓にださないといけない、という場合は。
じゃがいもだけ耐熱皿にいれて、ラップをかけてレンジでチンしてみてください。
火が通らなかった食材は、たいていレンチンでどうにかなります。
じゃがいもが柔らかくなったら、またお鍋にもどして適度にまぜればOKです。
肉じゃがのじゃがいもをほくほくにする作り方!
煮込んだ状態のジャガイモは、レンチンでとりあえずどうにかなりますが。
でもでもやっぱり最初からほくほくの肉じゃがに作りたいですよね。
私もなかなか肉じゃがが上達しなくて困っていたんですけど、レシピ本を変えてからうまくいくようになりました。
基本的な料理がだいたいのっているレシピ本で、どれを作ってもおいしいし、しばらくこの本で料理を作ってました(*´ω`*)
肉じゃがのレシピをそのままのせるわけにはいきませんが、ほくほくジャガイモにするために私が気を付けている事とかコツを紹介しますね。
肉じゃがのじゃがいもは炒める
最初の頃は水からジャガイモをゆでて作っていたんですけど、炒めたほうがいいことに気づきました。
じゃがいもの表面がちょっと透き通ってくるまでじっくり、玉ねぎといっしょに炒めます。とはいっても中までしっかり火を通す必要はありません。
煮崩れしにくくなるんですよね、あと油をつかうのでコクがでます。
オレンジページのレシピ本の場合、肉に火が通ったら水と調味料をいっぺんに入れてしまうんですが。
意外や意外、じゃがいもは最終的にちゃんと火が通ってホクホクになります。
大根とか里芋だと下茹でしてから味付けしないと、何をどうやっても火が通らないんですよね。
でも肉じゃがのじゃがいもは、下茹でなしでいつもホクホクになってます。
肉じゃがは落とし蓋をして煮る
それから煮込む時、落し蓋をして煮ます。
私は落し蓋にぬらしたキッチンペーパーを使ってます、くしゃくしゃにしたアルミホイルでもOK。
落し蓋をする前に、じゃがいもは鍋底に並ぶようにして、煮汁から出ないようにしておくのがポイントです。
もし鍋だと底面積がせまいなら、深型のフライパンがおすすめですよ。
私もいつも肉じゃがを作る時は、煮込みもできる深型フライパンでやってます。
肉じゃがのじゃがいもに味しみさせる
肉じゃがのじゃがいもはホクホクな事のほかに、味しみもおいしさの秘訣ですよね~。
私はレシピ通りの時間煮込んで、火を止めたらそのまま2時間ぐらい放置しています。(レシピ本だともっと短い時間です)
火を止めた段階ではまだじゃがいもが固いけど、放置している間にイイカンジの柔らかさになってます。
食卓に出す前に落し蓋をとって、一度温め直しもしてますよ。それで煮汁も飛ぶしちょうど良くなるんですよね。
あまり動かすと煮崩れしそうな気がするので、最低限ひっくり返す程度にしておいて、しっかり温まったら出来上がりです。
毎回オレンジページのレシピで、上記のやりかたでつくってますが、ちゃんとほくほくになってます。
ちなみに煮崩れしにくいメークインを使うといいって言われているけど、私はホクホク感優先で男爵イモをつかってますね~~。
ただ火を通したじゃがいもは傷みやすいので、梅雨~夏のあいだは放置で味しみはやらないです。
具材を炒めて水と出汁のみでまず煮て、柔らかくなったら味付けするやり方ですね。
じゃがいもをレンチンで柔らかくしておいて、そこから炒めて調味料といっしょに煮込むのもアリですよ。
経験上このやり方だと煮崩れしやすいので、じゃがいもはメークインをつかったほうが無難かなと思います。
男爵だとほぼ煮崩れして溶けていくんですよね…(;´∀`)
放置してる時間がとれない場合にも、レンチンが便利でしたよ。
肉じゃがのじゃがいもを柔らかくするまとめ
肉じゃがのじゃがいもを柔らかくするまとめです。
・じゃがいもは一口大に切る
・底面積の広い鍋で煮る
・一度炒めてから煮込む
・煮汁は具材がひたる量
・火を止めたあとフタをしたまま置いておく
火を止める時点ではじゃがいもはまだ固いので、最後の「火を止めたあとフタをしたまま置いておく」が大事なのかもです。
私が子供の頃「今日の夕飯なに~~?」って鍋のフタをあけたら、母親に「今肉じゃが仕込んでるのに開けるな!」って怒られた記憶もあるしw
もしどう~~してもジャガイモが固いままって時は、最終手段レンチンをやってみてください。
おいしい肉じゃがになりますように、この記事が参考になれば幸いです。
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