粉寒天でゼリーをつくってみたものの、ドロドロっとしたまま冷蔵庫で早数時間。
私もさすがに失敗なのかとやり直したことがあります。
でもやり直すっていっても「どうやって作り直せば固まるの??」ってなりませんか?
この記事では
・寒天が固まらない 再加熱でやり直しはできる?
・寒天が固まらない理由は?
について書いていますので、寒天ゼリーがかたまらないよ~~(´;ω;`)ってときに参考になれば幸いです。
寒天が固まらない 再加熱でやり直しはできる?
寒天ゼリーは冷やして固めるものですから、やり直すならやっぱり「再加熱?」ってなりますよね。
そうなんです再加熱でやり直しできます!
お鍋にドロドロ状態のゼリーをもどして、再び火にかけてください。
果物を入れているときは、一旦寒天ゼリーの中から取り出しておいてくださいね。
寒天を再加熱するときは強火ではなく弱火~中火ぐらいでやってます。
放置はせず時々かきまぜて、粉寒天をよ~~く煮溶かしてみてください。
粉寒天はとけていないとかき混ぜるときにつかうスプーンやお玉にくっついてくるので見てわかると思います。
ただしお玉にくっついたままの粉寒天はなかなか溶けてくれないです。
なので私はいつもお玉にくっついてる寒天はあらってしまって、再度まぜた時にくっついてこなくなればOKって判断してます。
再加熱が終わったら寒天をかためる容器にうつして、粗熱がとれたら冷蔵庫へもどしてかためます。(フルーツをいれるなら忘れずに!)
寒天が固まらない理由は?
再加熱で寒天がかたまったのなら、やっぱり溶かし足りなかったのが原因の可能性大!です。
粉寒天をいれた水をいちど沸騰させてから火を弱めて、さらに煮続けないと溶かしきれてないってなりがちなんですよね。
目安時間は沸騰してから2分前後ですが、私は3分は火にかけたままにしてます。
あとは別の鍋で好みのジュースを人肌になるまで温めて、寒天液とまぜて作れば失敗しなくなりました。
それから単純に水分量がおおすぎて寒天が固まらないこともあります。逆にいえば寒天が少ない。
寒天を煮溶かす用の水の他に、味付けでいれるジュースが多すぎるといつまでも固まらなかったりしますね。
寒天のパッケージに書かれている水分量の目安をもとにつくるのが失敗しにくくていいですよ。
何かのレシピを見てつくるのであれば、そのレシピに書かれているメーカーの寒天を使うようにするといいかと思います。
あとはゼラチンで作る場合ほどではないけど、酵素をふくむフルーツを使うとゼリーもゆるくなりやすいです。
私が愛用している寒天パウダーも、パッケージに「酸味の強い果汁といっしょに煮たてると固まらなくなる場合がありますので~」って注意書きがあります。
ただ酵素は熱に弱いから、寒天液とはべつで一度人肌になるまで温めて、それぞれの火は止めた状態で混ぜるとうまくかたまってくれてますよ。
粉寒天といっしょに果汁を煮立てると、寒天の食物繊維がきれてしまい固まらなくなるみたいです。
寒天が固まらない果物は?
酸味の強い果物は寒天が固まらない原因になりやすいです。
・レモン
・パイナップル
・キウイフルーツ など。
でもこれらのフルーツは一度火に通すと、酸味がとんで寒天がかたまりやすくなります。
なので生フルーツではなく缶詰のフルーツをつかうのがオススメですよ。
あとブドウジュースも寒天ゼリーは失敗しやすいです、ちっとも固まらないんですよね。
ミックスフルーツジュースもうまくいくものと、ゆるゆるになってしまうものとありました。どちらも果汁100%のものだったのでちょっと不思議。
パイナップルとかの比重がちがったとかなんですかね~?
逆に失敗しらずだったのが牛乳パックサイズのフルーツカルピス!
ミックスフルーツ味(ミルク濃いめ)ってやつは、寒天パウダー2gに対して水150ml、フルーツカルピス400mlでちゃんと固まりました。
しかもふるふるっと柔らかいタイプです、かたまってるけど柔らかい寒天。
缶詰のシロップとお砂糖ちょこっとをいれて調整する必要がありますが、割と味はしっかりめにつきましたよ。
寒天が固まらない 対処法まとめ
寒天は沸騰させてから弱火でしっかり煮溶かす!これが一番大事かなと思います。
あとは水分量が多くなり過ぎないようにと、酵素が多いフルーツは缶詰をつかうようにすると、寒天は固まりやすくなりますよ。
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