普通に作ると固ゆで状態になってしまうおでんの卵を、半熟状態で味をしみ込ませる方法についてまとめました。
また半熟だとキレイにむきにくくなってしまう殻も、白身がくっつきにくくする方法をあわせて紹介しています。
おでんのたまごを半熟でつくる方法はある?
おでんのたまごを黄身がとろける半熟でつくれる方法があったらうれしいですよね
卵の黄身がかたまるには73度以上の温度が必要で、それ以上の温度でたまごをゆで続けると固ゆでになってしまいます
となると、最初の別茹ででたまごを半熟で仕上げても、その後他の具材といっしょに煮込みつづけると、固ゆでのたまごになってしまうんですよね
よっぽどの弱火で煮込めば半熟をたもてるかもですが…
私は一度ためしてみたときは、出来上がったおでんの玉子はしっかりと固ゆでになっていたので、玉子は煮込まずにおでんをつくったほうがいいかなと思います
それとたまごや大根といった具材は、煮込むのではなく冷ます過程で味がしみこんでいきます
なので
・他の具材を煮込んだおでんのつゆが少しさめてから半熟卵をいれておく
という方法でおでんのたまごを半熟で作ることができます
ただしこの方法だと卵にあまり味がしみてない…なんてことになりやすいです
そこで、もっと味がしみこんだおでんの玉子にする方法を紹介しますね
おでんの卵に味を染み込ませる方法を紹介
しっかりと味のしみたおでんの卵にするために、半熟でもできる方法です
やりかたはいたって簡単で、半熟卵の殻をむいてつゆに漬け込んでおくだけ!
ラーメンにのっている味付け煮卵と同じ要領ですね
ジップロックなどにカラをむいた半熟卵をいれて、おでんのつゆをタマゴがひたるぐらい入れます
あとは空気をぬいて半日~冷蔵庫でおいておくだけです
浸透圧でつゆが半熟卵にしみこんでいくので、ちゃんと味がつきますよ
もっと濃いめの味をつけておきたいとなれば、めんつゆなどで浸けてしまってもいいかと思います
まあおでんなので薄味でカラシや味噌をつけて食べるのもおいしいんですけどね
ただし、この半熟卵をつゆに漬け込んで冷蔵庫で保管は、食べるときにアツアツにならない…というデメリットがあります
たまごがアツアツになるまで温めなおすと、せっかくの半熟卵がかたゆでになってしまうので、白身部分を温める程度にするしかないんですよね
もう半熟をたのしむものと割り切ってしまうしかないかな~と;
味がしみてなくていいなら、まずおでんを作っておいて横で半熟卵をつくって、殻をむいたらすぐにおでんに入れて食べると熱い状態で食べられます
とはいえ卵のからむきって熱い状態じゃむずかしくないですか?
卵を持つのがまずキツいし、白身が殻にくっつきまくってボロボロになりますよね
なので半熟卵をキレイにからむきする方法についても紹介していきますね
半熟卵の殻のむきかた!白身がくっつかないようにするには?
固ゆでより難易度があがる半熟卵のカラむき…、つるっとキレイにむくための方法です
よくある失敗として玉子の殻に白身がくっついてとれてしまったり、白身が割れて黄身がでてくる、しかも黄身が半熟ゆえに割れる、なんてことがあります
そうならないためにも卵をゆでるときには、カラの底の方にちいさな穴をあけてください
画鋲とかピンとかでもできるんですが、私はダイソーで買ったたまごの穴開け器をつかってます
丸い部分にたまごのとがってないほうを乗せて、グッとおせば針で底にちいさな穴が簡単にあきます
あとはいつも通り水からたまごをゆでてください
半熟卵なので7~8分ぐらいでしょうか、たまごの大きさによって微妙にかわってきます
ゆで終わったら次は氷水(水道水だけでもOK)にたまごをドボーーンといれてしまいます
冷やすことで白身が縮まるので、殻から身がはなれてくっつきにくくなるんですよ
水がぬるくなってきたら入れ替えて、半熟卵をひやしてください
冷やしたらたまごをコツコツたたいていって、できるだけ殻をこまかく割ってしまいます
そして鍋などに水を張って、その中でたまごの殻むきをします
薄皮を一部むければそこから水が入って、からむきがしやすくなりますよ
あと半熟じゃなくても卵をゆでるときは、常温にもどしてからにしないとタマゴがひび割れしやすいです
もしひび割れしてしまってもお酢をいれて茹でれば、白身が流出してくるのをふせげます
おでんに半熟卵をいれるためのまとめ
おでんに半熟卵をいれるためのまとめです
・半熟にゆでた玉子を殻むきして、火を止めたおでんの中に入れる
・味をしみこませるならジップロックなどで半日ほどつゆに浸けておく
・半熟卵はカラに穴をあけてゆでて、水の中だと殻むきしやすい
おいしいおでんの玉子になりますように、この記事が少しでも参考になれば幸いです
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