ゴロっとかたまりの牛肉でビーフシチューを作ったり、箸でスッと切れる豚バラ大根を簡単に作りたくて、ずっと欲しかった圧力鍋。
でもガスの圧力鍋は扱いが難しそうだしな~と見送ってたんですが、電気圧力鍋という扱いやすそうなものがあるじゃないですか!(; ・`д・´)
いくつかある中で私は口コミの評判がよかった、ショップジャパンのクッキングプロに惹かれて実際に買ってみました。
ボタンパネルの操作も簡単で、厚めに切った大根もお肉もしっかり柔らかく仕上がって、二万円以下で買えるのはなかなかお得な感じです。
この記事ではクッキングプロを買って使ってみた口コミレビューをまとめました。
購入検討中の参考になれば幸いです。
クッキングプロ購入にあたって調べたこと
電気圧力鍋はクッキングプロしかないってわけではなく、他にもいくつかのメーカーが出しています。
クッキングプロも「プレッシャーキングプロ」という電気圧力鍋のリニューアル版だったります。
電気圧力鍋ではまず「圧力調理」で食材をやわらか~~く調理できる機能が当然ついていますね。
んで他に
- ご飯を炊く
- 圧力なしで時間をかけて煮込むスロー調理
- 食材から出る水分で調理する無水調理
- 蒸し調理
- 温めなおし
などなどの機能がついているものが多かったです。
たいてい圧力調理と上記の内容を足した6機能のものが多めかな?という感じでした。
そんな中、クッキングプロはさらに
・フタを外して食材を炒める
・圧力調理したものをさらに煮込む
という8機能の電気圧力鍋なんですよね。
できることが多くても実際つかうかどうかは別なんですが、クッキングプロについてる「炒め」と「煮込み」はあって良かった機能でした。
電気圧力鍋でおすすめは?クッキングプロを選んだ理由
電気圧力鍋は「シロカ」という商品も人気です。
クッキングプロが発売される前は、ずっとこのシロカがいいなー欲しいなーと思って指をくわえてました(;´∀`)
でもレシピが分からないので「ホントに食材いれてボタン押すだけなのかな?」という疑問がぬぐえず見送りしてました。
その点クッキングプロはいくつかレシピをあらかじめ確認することが出来ます。
- いわしの甘露煮
- 豚の角煮
- スープペンネ
- ビーフシチュー
のレシピが、ショップのページで購入前にもみることが出来たので、大体の調理イメージをつかめました。
(手前みそですがこのブログでも数記事、クッキングプロで作ってみた料理レシピを記事にしています。今後もいい感じに出来上がったら増やしていきます)
買って「思ってたんとちがう」ってなるのがイヤだったんですよね、なのである程度調理方法をみることが出来たクッキングプロを選びました。
実際に使ってみたところ、ホントに食材を切って鍋にいれて、ボタンを押すだけのメニューもあります。
ポトフとかの野菜スープはマジでお手軽調理ですませられます、しかも具材がめっちゃ柔らか!
調理中はお風呂掃除をしにいったり、洗濯ものを取り込んだりと、他の家事を済ます時間にあてています。
でもクッキングプロで圧力調理している間、スマホをポチポチのんびりする時間に充てるのもいいですよね。
それと購入前はさほど気にしていなかったんですが、クッキングプロについている「煮込み・炒め」モードは重宝しています。
「煮込み・炒め」モードは3分で終了してしまうので、「キャンセル」ボタンを押して再び「煮込み・炒め」を押す必要がありますが(;´∀`)
肉じゃがやビーフシチューなど、先に具材をいためてから煮込むほうが美味しく感じるんですよね。
それに圧力調理をしたあとさらに「煮込み」をすることで、肉じゃがの味が煮詰まっておいしくなります。
ビーフシチューの場合も、圧力調理をしたあとにルゥを溶かすので、仕上げの煮込みができるのも便利に感じます。
普通のお鍋でビーフシチューやカレーを作るときも、ルゥを溶かしたあと5分ぐらい煮ますよね。
クッキングプロはシルバーのほかに、レッドもあります。
ホントはレッドが欲しかったんですが、人気で到着が数週間かかるとなっていたため、シルバーを選びました。
クッキングプロの使い方や使い勝手は?
クッキングプロは基本的には
・材料を鍋に入れる
・ボタンを押す
これだけです。
で、その材料を
・切る
・下ごしらえ、下茹で
する必要があったり、圧力調理する前に「炒め」をしたり、圧力後に「煮込み」する料理もあります。
また、圧力調理以外にも調理方法があるんですよ。
クッキングプロの機能は多彩!
クッキングプロの機能は
- 圧力調理
- 炊飯
- 無水調理
- 蒸す
- スロー調理(加圧なし)
- 温めなおし
- 煮込み(加圧なし)
- 炒め(加圧なし)
ザックリと8種類あります。
炊飯なら白米以外に玄米・雑穀米なども炊けるし、おかゆやリゾットにしたり、ピラフや炊き込みご飯、パエリアなど味付きのご飯も炊けます。
炊き込みご飯は何度か作ったんですけど、ご飯の芯がのこって固くなる失敗が今のところおきていません。
パスタも作れますが私なら電子レンジで作るかなあ(-ω-;)ウーン
それから圧力調理するよりも、時間をかけてじっくり煮込む「スロー調理」があります。
これでロールキャベツを作るとキャベツがとろとろで、お肉もふわふわ柔らかくおいしいんですよね(*´ω`*)
具材の水分と調味料で無水調理できるメニューもありますし、専用のプレートが必要ですが蒸し料理も出来ます。
クッキングプロ専用蒸しプレートは必要?
クッキングプロで茶碗蒸しや玉ねぎのまるごと蒸しなど作ろうと思ったら、専用の蒸しプレートが必要です。
あるとないとで料理の幅がかわるけど、正直なくても困ってません(;´∀`)
というのも例えば茶わん蒸しを作ろうと思っても、鍋のサイズ的に二人分がせいぜいってとこなんですよね。
うち四人家族なので…(-ω-;)
あれば「玉ねぎ蒸してみようかな~」ってなるけど、まあないならないでいっか、ぐらいの感じです。
クッキングプロおまかせレシピ100はセットで買った方がいいかも?
クッキングプロは「おまかせレシピ100」という、別売りのレシピ本があります。
私は圧力鍋は初めてだったのでレシピ本セットで購入しました。
圧力鍋+レシピ本のセット売りのものと、圧力鍋単体売りのものと、他にもアレコレセットになったパターンもあります。(重複買いにはご注意ください。)
100種類レシピがのってるので、作ってみようってなるものも沢山あるし、アレンジや別料理へのヒントも得やすかったです。
圧力鍋になれているなら不要かなと思いますが、私みたいに初めてだと圧力時間の目安も分からないし、入れて大丈夫な食材もイマイチ分かりません。
圧力鍋に不安があるならレシピ本にのっているものから作って、慣れていくのがいいかなと思います。
クッキングプロはご飯を保温できない
クッキングプロでご飯を炊いて、そのまま保温も出来るといいんですけど…。
ご飯がかたくなってしまうので、他の入れ物に移し替えないといけません。
食べる時間にあわせてご飯を炊くか、別容器へうつして保管、または冷凍などという形になります。
クッキングプロの減圧時間はそれなりにかかる
電気圧力鍋は調理中の時間だけとるとすごく短いのですが、減圧するのに15分~30分ほどかかります。
鍋にいれた具材などの量によっては30分以上減圧にかかってますねー;
とくにうちは4人分かつ夫が大食いなので、鍋いっぱいに材料をいれてつくるため、減圧に30分前後かかることが多いです。
あと余熱にもある程度時間がかかるため、サクっと10分で調理完了、とはいかなかったです。
なのでご飯を食べたい時間から逆算して調理開始時間を出さないと、夕飯に間に合わないってことも。
保温が出来るので、ちょっと早めに出来上がるぐらいにしておいた方が、ちょうどいい感じですね。
うちは煮込み不要のレシピの場合、食事開始の1時間前にスイッチを押すようににしてます。
クッキングプロで保温できる時間は?
調理がおわると自動的に保温状態になるのですが、最大で3時間までです。
クッキングプロのサイズは4人分以上作れる
クッキングプロは「調理容量」が約2.4ℓ、「満水容量」が約3.2ℓとなっています。
って言ってもピンとこないじゃないですか。
カレーだったら半箱分、野菜や肉をた~っぷり入れて作れるサイズです。(写真:材料が向きおかしくてごめんなさい;)
ポトフなら
- キャベツ1/4
- 玉ねぎ2個
- 人参1/2本
- ブロックベーコン1パック
に水を足してうちは作ってます。
ただ おでん は全部の具をクッキングプロのみで4人分はムリでした。
まあおでんで困るのは大根がなかなか柔らかくならない!とかですし、大根のみクッキングプロで調理しておいて、他の練り物とかはいつもの鍋で作ればいいかなと。
大根はカットして1本分は入るので4人分作れます。
普通の鍋で大根を茹でていたときは、朝から1時間以上かけてゆでてやわらか~~くして、午前中のうちに完成させて味をしみ込ませていました。
でもクッキングプロなら出汁と大根を圧力調理して、そのままおいておけば出汁がしみ込んでるんですよ(*´Д`)超ラク
あとは練り物を大鍋で煮て、大根を合流させて放置しておけば、やわかくて味しみしみのおでんになります。
ではでは次は実際に使ってみた感想をまとめます~(*´ω`*)
クッキングプロで圧力調理をしてみた感想
調理方法はホント簡単でした、文章で読むと「炒めモードとかめんどくさいなあ」って思ってましたが。
実際には鍋の中でいためて、そのまま材料を足して圧力調理するだけなので、やってみればなんてことないなって感じ。
減圧があるので圧力調理ボタンを押したら「あとは勝手に作ってくれる」って気楽さもあります。
子供が後追い時期のころ欲しかった
私コレ子供が乳児期のころ欲しかったよ…( ;∀;)
とくに後追い時期、ご飯つくるのにキッチンへいくと子供が追いかけてくるじゃないですか。
でも包丁とかガスとか油がはねたりとか、とにかく危ないことがいっぱいだからキッチンからは出ててもらうしかない。
そうなるともう赤ちゃんは大泣きのギャン泣きのええいこっちが泣きたいよって状態。
もしクッキングプロが後追い時期の頃あったなら、少なくとも調理は鍋がかってにやってくれるから、子供に泣かれる時間も短縮できてたんだろうなーと。
食材切ってボタン押すだけの調理にすればサクサクっと終わるので。
煮込む必要があるメニューも、煮込みボタンを押すだけだし。煮込んでいる間に他のご飯とか、副菜とか用意できます。
っていうのを圧力調理するたびに思うんですよねー…。
離乳食もクッキングプロで作れそう
それにすっごい柔らかくなるから、離乳食作りにも使えただろうなあとか。
舌で簡単に押しつぶせるぐらい、人参とか柔らかくなります。キャベツやら玉ねぎやらは、圧力調理のあと煮込むと崩れていくぐらい。
赤ちゃん用に水と野菜だけ圧力調理して、小分けタッパーに入れて冷凍すれば、離乳食がグンと楽になってただろうなーと思います。味付けはベビー用の粉末のやつとかありますし。
しかもやわらかいだけでなく野菜に甘みも出るんですよ。
ほぼ味のない離乳食も、甘みが出るからおいしく食べてくれそうだなーとか考えてしまいますね、もう今更なんだけどw
肉がやわらかくなってうまい、うますぎる
まあ子供が小学校低学年まで育ったいまも、まだほとんどが乳歯だから、かたいお肉とか食べづらいみたいです。
なのでクッキングプロで豚バラ大根を作ったら、やわらかくて食べやすいため大喜びでした。
普通の鍋で作ろうとおもうと、めっちゃ煮込まないと子供じゃ噛み切れないですからねー;
私もやわらか~~いお肉の方がいいですし。
お肉をやわらかくするライフハックは色々ありますが、電気圧力鍋はやっぱ全然ちがう柔らかさになるな、と思います。
暑い日でも料理がしやすい
あと「火のそばについていなくていい」ってのは、夏に真価を発揮するのではと考えてます。
夏の料理の何がイヤって、暑い中あっついガスの側でジャンジャカ炒めたりするのがイヤなんですよね。
だって暑いじゃん…??
でもクッキングプロに切った材料を入れて、ボタンぽちーーすれば暑さを感じることなく料理が出来上がるわけです。
「暑すぎて料理したくないのよ!!ヽ(`Д´)ノ」って日に頼れるアニキになりそうだなあと思ってます。
クッキングプロのデメリットは?
圧力鍋というと
- 音
- 手入れ方法
- 保管場所
- 電気代
- 本体価格
このあたりが気になるかなと思うので、その辺についてまとめました。
電気圧力鍋は音がうるさい?
私もねー圧力鍋っていうと「音が怖い」って聞いてたんで、クッキングプロはどうなんだろうって気になってました。
でも使ってて圧力の音?蒸気の音?っていうのはしないです、調理中静かですよ。
ただ一度だけ圧力バルブの切り替えを間違えていて、すんごい蒸気音がしました(;´∀`)
これは私のミスでクッキングプロはなんも悪くないんですけどね。
あとは時折「パチッ」とか「カチッ」っていう音は聞こえてくるんですが、電化製品だし何かしら音がしてるんだろうと思ってます。
お手入れ方法は簡単?
クッキングプロは本体の鍋をそのままスポっと取り外せます、なんだろ炊飯器の釜みたいな感じですね。
それとフタも本体からはずれるし、内フタとパッキンも簡単に取り外せます。
蒸気バルブだけ専用のピンでの掃除があり、それだけ正直なところめんどっちいなと毎回思ってます。
中性洗剤とスポンジで洗うので、他の食器などといっしょにパパパーーっと洗えますよ。
保管に場所をとる
調理家電は保管場所がどれも悩みのタネになるんですよねー;
クッキングプロの場合、寸法は幅285mm:奥行273mm:高さ295mmあります。
うちは食器棚にはすでに電子レンジと炊飯器と電気ポットがいるため、クッキングプロの場所はあいていません。
なので普段はちょっと離れたとこにある棚の上に置いておいて、使うたびに調理台へ持ってくる形をとってます。
炒めたり煮込むときは食器棚だとせまいしやりづらいので、どのみち調理台でつかうことになるかと思います。
なるべく調理台に近い場所に保管できると便利ですが、まあなんとかなるなという感じです。
クッキングプロにかかる電気代は?
商品情報によると、「ご飯2合を調理した場合電気代はわずか約3円」
ただし調理する食材や量、どんな状態での調理かなどなどで電気代はかわってきます。
クッキングプロの価格は高い?
こういった商品は日々価格がビミョーに変わるので、今のお値段はこちらの商品価格ナビでチェックできます。
他の電気圧力鍋と比べると、若干お値段は高め?でも機能がちがうので結局似たような感じなのかな?
私は煮込み料理ややわらかい野菜が大好きなので、簡単に作れてしまうクッキングプロは買って正解でした。
作れるものや出来上がりのことを思うと、お値段以上にいい商品だと思います。
クッキングプロのレビューまとめ
クッキングプロを買ってから煮込み料理がホント楽になりました。
大根やブロック肉を弱火で煮込むとなると、タイマーかけて水分がなくなってないかチェックしてってやってたので。
圧力調理すると超☆やわらかくなってて、家族みんなで「やわらかい-!」「おいしいー!」って何度も言っちゃうんですよねw
里芋の煮っころがし作ったけど里芋がかたい!とか、そういう失敗ともサヨナラできました。
あと目が離せない時期の子供がいるときに重宝しただろうな~と思います。
ポトフなんて材料切ったら鍋にいれて、圧力調理におまかせすればOKなので。
ぜひクッキングプロをチェックしてみてください~!それでは!
コメント