潮干狩りが初めてだと、あさりの持ち帰り方はどうすればいいの?と疑問に思いますよね。
特に潮干狩り場から家までの距離が遠く、車で数時間もかかるようだとアサリの鮮度も心配になってきます。
せっかくがんばって掘ったあさりが、家についたら全滅…なんてことにならないように、この記事では
・潮干狩りであさりの持ち帰り方は?
・潮干狩りのあさりを車で持ち帰るのに気を付けるポイント
・潮干狩りの持ち帰り方で長時間かかる場合
についてまとめていますので、参考にしてみてくださいね。
潮干狩りであさりの持ち帰り方は?
まずはあさりの持ち帰りに必要なものを紹介していきます。
・あさりを入れておく容器
・保冷剤や氷など
・新聞紙一日分
・空のペットボトル数本
あさりを入れておく容器ですが、長時間の車となるとクーラーボックスがベストです。
なければ発泡スチロールやバケツなど、どちらもフタつきのものを用意してください。
出来るだけあさりを重ならないようにいれられる入れ物がいいですよ。
それから保冷剤や氷ですが、使い捨てしてしまってもいいものや、凍らせたペットボトルなどが使いやすいです。
氷の場合とけた水がアサリにかからないよう、しっかり封をできるものにいれて使ってくださいね。
新聞紙はあさりを包んでおくのに使います、一日分~二日分もあれば十分かと。
あとは海水を持ち帰るための空のペットボトルですね。持ち帰るアサリの量にもよります。
砂抜きに使うので二回分の海水があると、しっかりあさりの砂抜きができます。
持ち帰り方
あさりはクーラーボックスへ入れる前に、食中毒菌を落とす目的で一度真水をつかって洗い流します。
貝が直接あたらないように保冷剤などを新聞紙やタオルでくるんで、底の部分や側面などにおきます。
つぎにクーラーボックスの底に海水でぬらした新聞紙を一部しき、あさりを並べてください。
並びきらない分はまたぬらした新聞紙を敷いて、その上にあさりを置いていきます。
なるべくアサリ同士や入れ物などにぶつからないようにしておくのがポイントです。
潮干狩りで持ち帰りのとき海水に入れる?入れない?
あさりの持ち帰り方法って、海水ありとなしがあるんですよね。
家と海までの距離がちかく、あさりを揺らさずに帰れるのであれば、海水につけながら持ち帰っても大丈夫です。
しかし長時間の距離で、しかも車というガタガタゆれるのを避けられない移動の場合、海水にはつけずに持ち帰ります。
あさりが海水の中にしっかりと沈んでしまうような状態だと、揺れるたびにあさりも踊ってしまい、どんどんと弱っていってしまうからです。
しかも海水につかっているアサリは管を出すのですが、ゆれた振動で他の貝とぶつかったりして、管を貝ではさんでしまったりも。
傷がつくと弱り最悪食べられない状態の貝になってしまうので、海水ナシの貝が開かない状態で運搬するといいですよ。
水がない状態なら貝は口を開かないので、傷みにくくできます。
ちなみに海水につかっていない状態でも、あさりはちゃんと生きています。
干潮の状態だと砂地にあさりはもぐってますし、スーパーで買うあさりもパックの中で動いてますよね。
なので海水なしで持ち運んでもあさりは大丈夫ですよ。
潮干狩りのあさりを車で持ち帰るのに気を付けるポイント
あさりやハマグリなど、潮干狩りでゲットした貝を車で持ち帰るのに、気を付けるポイントを紹介します。
先ほども紹介したとおり海水はなしで運ぶ他に、車が走る時の振動をできるだけ緩和できるようにしておいてください。
クーラーボックスの中にあさりを大量にいれると、一番したにいる貝は他の貝たちの重みをうけることになります。
また車が走行中段差などでガタンっとなったとき、あさり同士でぶつかりあってしまいますよね。
最悪貝殻がわれてしまい、あさりがダメになってしまう可能性が上がってきます。
それを防ぐためには、ぬらした新聞紙などで衝撃を吸収できるようにしておくといいですよ。
新聞紙で包んでクッションがわりにしておくことにより、振動で貝殻同士がぶつからず割れにくくなります。
潮干狩りの持ち帰り方で長時間かかる場合
最後に潮干狩りのあさりの持ち帰り方で長時間かかる場合、気を付けるポイントをご紹介します。
潮干狩りのピーク時期といえばゴールデンウィークですが、その前後も車内は温度があがりやすくなっていますよね。早い話暑い!
あさりを持ち帰るのには温度管理も大事で、適温は15度前後、元いた海水とおなじぐらいがベストといわれています。
暑すぎても貝は傷んでくるし、冷やし過ぎても貝は弱ってきてしまうんです。
ですのでクーラーボックスの中に、保冷剤や氷などをいれておいて、温度上昇しないようにしておく必要があります。
あまりガンガンに冷えてしまわないように、保冷剤などの入れすぎにも気を付けてくださいね。
凍らせたペットボトルなら左右に一本ずつ、大きめの蓄冷剤ならひとつ、小さめの保冷剤や氷などはちょっと多めに。
クーラーボックスのフタの部分に、保冷剤などを入れれるようになっていればそこがベストです。
冷気は上から下へと流れてたまるので、ボックス内全体の温度上昇をふせぎやすくなりますよ。
潮干狩りのあと砂抜きは車でもできる?
車での移動に時間がかかるなら、その間砂抜きしちゃえば当日にあさりを食べられるんじゃない?!って感じですよね~。
でもこれはオススメできません。
確かにクーラーボックスなどに底上げ用の網などをおいて、あさりを並べて海水を浸る程度いれておけば砂抜きできそうですが。
移動中に車はガタガタ揺れまくりますので、あさりも同じく振動をくらいます。
そんな揺れてる状態じゃアサリも砂はいてる場合じゃないので、期待するほど砂抜きはできないです。
それどころかアサリが傷みやすくなっていいことナシなんですよね(;´∀`)
あとあさりって海水から出ている状態だと呼吸をしないんですが、その時にコハク酸と言われるうまみ成分を出すんです。
味が良くなることも期待できますので、車で帰宅中に砂抜きはやらないほうがいいかなあと。
潮干狩りで貝の持ち帰り方まとめ
潮干狩りで貝の持ち帰り方まとめです。
・クーラーボックスなどフタのできる容器にあさりをいれる
・海水はいれないで運ぶほうがオススメ
・ぬれた新聞紙などであさりをくるんで貝が割れない対策
・温度上昇しないように保冷剤などを入れておく
あとは持ち帰ったあさりを一晩ぐらいかけて砂抜きして、翌日おいしいアサリ料理を召し上がってくださいね。
>>関連記事
コメント