お弁当に保冷剤が必要な期間はいつからいつまでなのか、また保冷剤の代わりになるものや、お弁当のおかずが傷みにくくなるコツを書いています。
保冷剤をいれるとご飯やおかずが固くなるから、入れなくていい期間はナシにしたい所。
また保冷剤を入れるほどでもないけど、お弁当が痛みにくくなるような、代わりになるもので対応することもできます。
そこでこの記事では
・お弁当の保冷剤はいつからいつまで必要?
・お弁当の保冷剤の代わりになるものは何がある?
についてまとめましたので、お弁当の保冷剤で悩んだ時の参考になれば幸いです。
お弁当の保冷剤はいつからいつまで必要?
お弁当に保冷剤はいつからいつまで必要かというと、最高気温が25℃を超えなくなるまでですね。
つまり6月~9月のいわゆる夏の時期でなくても、気温が25℃を超えるのでしたら、お弁当には保冷剤が必要になってしまうということになります。
近年は温暖化の影響か、5月や10月でも夏日のように暑かったりして、25℃を超えることがあったりしますよね。
といったことを踏まえて、地域にもよりますが5月ごろから保冷剤を使い始めて、10月ごろに使い終わるという感じです。
もし運動会や遠足などでお弁当を用意するのでしたら、5月や10月でも保冷剤はつかったほうが安心ですよ。
入れずに「お弁当大丈夫かなあ」とモヤモヤするなら、サクっとお弁当に保冷剤をいれておいたほうがスッキリします。10月のお弁当はとくに悩むんですよね~;
ただし安心ではあるけど、やっぱりご飯はかたくなるし、冷えたおかずってちょっと味気ないのが気になります。
子供にも「冷たかったけどおいしかったよ」って言われると、あ、やっぱり冷たいよね~(;´∀`)ってなっちゃって。
なのでこの記事の後半では、保冷剤代わりになるものや痛みにくくなる食材も紹介しています。
もちろん保冷剤に頼るだけでなく、
・清潔な調理器具を使ったり
・料理の時は手指をしっかり洗ったり
・お弁当箱など容器も消毒をしておく
など対策も必要です。
とはいえ雑菌が繁殖できなくなる温度にしておくために、保冷剤はとっても役に立つんですよね。
ちなみにケーキなどに添えられる小さめの保冷剤だと、1時間半くらいしか保冷することが出来ません。
しっかりと保冷剤の効果を高めるためには、保冷バッグに保冷剤とお弁当を入れるのがベストですよ。
私もお弁当を職場に持っていっていた時は、保冷バッグに保冷剤2つとお弁当を入れて持参していました。そうするとお昼頃までお弁当はヒンヤリしていましたよ。
もし運動会用のお弁当ならば、量も多いし小さい保冷剤ではたくさん必要になります。
なのでアイスノンを保冷バッグやクーラーボックスにいれた方が手っ取り早いです。
>>関連記事「運動会のお弁当を保冷バッグにいれる?保冷剤や固くなるのを防ぐには?」
お弁当の保冷剤の代わりになるものは何がある?
最高気温が23度とかなんともびみょ~なラインの日だと、またしても保冷剤を入れるか悩むんですよね~。
そういう時は保冷剤代わりになるものを利用するといいですよ。
定番なのが水やお茶を入れて凍らせたペットボトルですね。
溶けるまでの時間はお弁当を保冷することが出来るので、保冷剤がなくてもお昼頃までなら大丈夫です。
お茶ならそのまま飲むこともできるし、帰りは軽くなります。ペットボトルキャップを開けられる年齢から使える方法ですね。
また、ミニサイズのカップに入っているゼリーを凍らせて、それをお弁当の中に入れて保冷剤にしておくのもおすすめ。
他にも、自然解凍でお昼ごろにちょうど食べごろになっている、冷凍食品のおかずを入れておくのも最近は定番になってますね。
うちは冷凍スイートポテトをおかずの真ん中に入れて、保冷剤かわりにすることもあります。子供のデザートにもちょうどいいんですよ。
あとはワサビなどが原料の抗菌シートもあります。シートにふれている部分のみ有効でコスパはよくないですが…。
卵焼きなど他のおかずより痛むのが早めのものの上にだけ、ポンっとのせておくといいかと思います。
そしてあとは、なるたけ傷みにくい食材をお弁当に使うのもいいですね。
では、どんな食材などが傷みにくくなるのかをまとめました。
・梅干し
ご存知かも知れませんが、雑菌のはんしょく対策には昔から梅干しが定番ですよね。
日の丸弁当にしたり、梅肉をご飯に混ぜたり、おかずにも梅肉和えを作って入れて、梅干しはお弁当のベストパートナー的存在です。
・お酢
お酢も食材を傷みにくくしてくれるので、夏場は酢飯を作り、いなり寿司や海苔巻き弁当にするのもおすすめ。
また、野菜を酢漬けにしたピクルスなども良いですよ。
お弁当箱自体をお酢でふいておくという方法もあります。やり方もカンタンでキッチンペーパーにお酢をしめらせて、お弁当箱の内側をふいていくだけです。
・大葉
大葉にも殺菌作用があるのでお弁当に入れると良い食材ですね。
豚肉スライスと梅肉と大葉を巻いて揚げたフライなどは、おいしいしカットして入れれば見た目もキレイです。
また、お弁当の仕切りはレタスではなく大葉にするという手もありますよ。
・香辛料
カレー粉やワサビ、生姜などの香辛料を使った料理は、食材を傷みにくくしてくれます。
子供向けならカレー粉を使って味付けしたおかずをいれると好評でしたよ。
バーモントカレーのカレー粉は、子供も食べやすい辛さなのでうちは夕飯作りにも愛用してます。
以上が食中毒を起こさない食材などなんですが、単純に汁気を少なくして味付けを濃いめにした炒め物なども、傷みにくいとされているのでお弁当に入れてOKですよ。
逆に注意しなければいけないのは生野菜や汁気の多いものなど。火を通してあっても芋や卵などは傷みやすい食材です。
まだちょっと気温が高めだけど、保冷剤を入れずにお弁当をもたせるときは、食材に気をつけて作るといいですよ。
まとめ
お弁当の保冷剤は最高気温が25℃を超える日ならば必要です。
昔なら10月はもう涼しかったし、5月も暖かいとはいえまだ上着がいるなあって感じでしたけどね。最近はとにかく暑い(´・ω・`)
保冷剤の代わりとして、凍らせたペットボトルやゼリー、自然解凍するおかずなどが役に立ちますよ。
また、梅干しやお酢、大葉、香辛料などを使えば、より傷みにくくなります。
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