バーベキューで焼くお肉って、薄切りをサッと焼いてタレにつけて食べるのもおいしいですが、あらかじめタレにつけておいたお肉もおいしいですよね。
とはいえいざ自分で焼いてみようと思っても、「どんなタレにつければいいの?」と手が止まってしまいませんか?
この記事では
・バーベキューの肉を漬け込みするタレはどんなのがあるの?
・バーベキューの肉の漬け込みレシピを紹介!
についてまとめていますので、参考になれば幸いです。
バーベキューの肉を漬け込みするタレはどんなのがあるの?
はじめから味付けされているカルビ肉もありますが、自分で好みのお肉に味付けしたものも焼きたいですよね~。
バーベキューで焼くお肉を漬け込みするタレは、市販のものを使うこともできるし、自分で手作りしたタレで漬け込んでもおいしいんですよ。
漬けダレはどの種類の肉にもたいてい合いますが、しいていうなら豚肉なら厚切りのロースで、鶏肉ならもも肉がお勧めです。
牛肉の場合はこちらの記事>>「バーベキューの牛肉を柔らかくする漬け込みレシピと焼き方」で漬け込みレシピを紹介しています。
鶏と豚どちらも漬け込みに使うタレは、スーパーなどで焼肉のつけダレとして流通しているものをつかえば手軽で簡単ですよ。
甘め・辛めと味は様々あるので、好みのタレで大丈夫です。
好きな焼肉のタレをロースやもも肉全体に漬けてください。
漬け込み時間はお肉の厚さや使うタレにもよりますが、最低でも30分ほど置きます。
バーベキューの仕込みを前日からするなら、深めのタッパーにもも肉(解凍されている状態のもの)を入れ、市販の焼き肉のたれをなじませて一晩漬けこむだけで完成です。
一晩寝かせることで味がしっかり中までしみこみますよ。
また焼肉のタレではなく、リーズナブルで手に入りやすく使い勝手のよい、「たまねぎドレッシング」も漬けダレとしてオススメです。
100円ショップでも売ってますね~。
いわゆる焼き肉のタレのような甘ったるさが少なく、意外とサッパリと頂けるんですよ。
ニンニクも入っていないので臭いが気にならない点もうれしいんですよね。
どのタレにつけても後は、焦げ付かないようにひっくり返しながら、全体に火を通すと適度に味の付いたお肉になります。
バーベキューの肉の漬け込みレシピを紹介!
市販のタレをつかえば簡単にお肉を漬け込むことができますが、手作りレシピならもっと自分好みの味付けにできます。
それにどれも焼肉のタレで食べるとなると飽きる可能性も…w
ひとまずどのお肉にもオススメの漬け込みレシピから紹介しますね。
オススメなのは塩麹!
お肉の種類・部位についてはどれでも大丈夫だと思います、豚のももでも鶏の足でも美味しかったレシピです。
塩麹(しおこうじ)のほかにはハチミツと鷹の爪(タカノツメ)を種を入れずに少し。
最初にお肉をビニールの中に入れて、塩麹を大さじ3杯と蜂蜜を適当入れます。
良く揉んでビニールを閉じたら冷蔵庫にいれてください。
最適なのは1日漬け込みますが、急ぎなら三時間位でも大丈夫でした。
焼くときは鶏なら皮から香ばしく焼きます。
周りについた塩麹を完全に取る必要はなく、こげない程度についたまま普段通り焼いてください。
仕上げで軽く塩胡椒を振るとさらに美味しいですよ。
または漬け汁をお湯で溶いておいて、焼き上がったお肉につけて食べてもめちゃくちゃ美味しいです。
鶏肉の漬け込みタレレシピを紹介
バーベキューでおすすめの、漬け込みお肉は何と言っても鶏のもも肉です。
バーベキューでは子供が参加することも多いですよね、子供でも食べやすい柔らかいもも肉は人気ですよ。
照り焼き風
ガーリックが苦手な方にオススメなのが、てりやき風鶏もも肉です。
自家製のタレを作るのですが、とても簡単。
酒・醤油・みりんをそれぞれ1:1:1の割合で合わせるだけです。
漬け込み時間は肉の大きさにもよりますが、10分くらいで充分ですよ。
漬け込んだタレは焼いている最中にも使いますので、鶏肉がヒタヒタに浸かるくらいの分量を作っておくといいと思います。
焦げ付くので網ではなく、アルミのプレートで焼くのもオススメですね。
付け合せにキャベツがあると最高です。
照り焼き風(大人)
鶏モモの一枚を半分にして、ビニール袋に醤油・みりん・酒・砂糖・蜂蜜・にんにく・生姜といっしょにいれます。
袋のうえから揉んだら、半凍り状態にするために一晩ほどチルドに入れて保管しておきます。
にんにくが入るので大人用の味付けになりますよ。
ただ、砂糖やハチミツを入れすぎると直火で焦げてしまうので、普段フライパンで焼くときよりも少なめにしたほうがいいです。
タンドリーチキン風
バーベキューをする時、鶏もも肉を漬け込んでタンドリーチキン風にしたりします。
漬け込みのたれの材料は鶏もも肉3~4枚分に対して、
・プレーンヨーグルト2/3カップ、
・にんにくみじん切り1かけ分、
・しょうがみじん切り1かけ分、
・トマトケチャップ大さじ3
・カレー粉 大さじ1、
・レモン汁 大さじ1、
・サラダ油大さじ1、
・はちみつ 大さじ1/4、
・塩小さじ1、
・こしょう小さじ1、
・タバスコ小さじ1/2、
・パプリカ小さじ1です。
これら全ての材料を混ぜ合わせてビニール袋などに入れて漬け込みます。
漬け込み時間は2~3日あるといいですが、急ぎなら一晩ほどでも大丈夫です。
レモン風味
アジアンテイストな鶏肉のレモングラスチキンもおいしいですよ。
部位はジューシーなもも肉、油が気になる場合はヘルシーな胸肉でも出来ます。
材料は鶏肉:3~4枚(3~4人)
付けだれ:
・レモングラス(生又は乾燥)みじん切り、
・魚醤大さじ2、
・ブラウンシュガー大さじ1、
・レモン汁小さじ2、
・ニンニク1掛けつぶす、
・パクチー1フサ細かく切る
お肉は一枚を半分に切り、つけだれの材料全部といっしょにビニール袋にいれ半日つけ込んでください。
焼くときは皮をパリッとさせるまでしっかりと焼くと、美味しくいただけますよ。
ジャークチキン風
スパイスがきいた味付けの、ジャマイカ料理ジャークチキン風レシピです。
作り方は市販のジャークシーズニングに、鳥のモモ肉を半日程度漬け込むだけと簡単なんですよ。
大きなももにくを漬け込むよりも、一口サイズに切ってから漬け込む方がオススメです。
この方が焼き具合もうまくいきますし、食べながら切る作業もなく楽なんですよね。
ジャークシーズニングは下味として、焼き上がりはケチャップとタバスコをかけるのもおいしいですよ。
骨付きのお肉
骨付きの鶏モモ肉をたれに付け込んで焼くレシピも紹介しますね。
下ごしらえとして骨と肉の間に軽く切れ込みを入れて塩コショウをします。
つけ込むタレは、モモ肉1本に醤油と酒を各大さじ3杯、生姜とニンニクのすりおろしを各小さじ1杯を混ぜ合わせます。
揉み込むようにして30分程度はつけこんでください。
焼くときには皮の方から焼きます。
皮の余分な脂が落ちてパリっとなってきたら裏返します。
上になった皮に付け込んだタレと蜂蜜を各大さじ1ずつ混ぜて塗ると、少し甘みが加わることで北京ダックのような仕上がりになりますよ。
パンに挟んで食べても美味しいです。
鶏むね肉
鶏もも肉がオススメといっても、鶏胸肉だっておいしい漬け込みレシピがありますよ。
お好みのサイズに切り分けて漬け込んでおけば、パサパサ感が少なくなり美味しく頂けます。
漬け込むタレは、しょうゆ、みりん、酒を大匙1ずつとニンニク1かけら。
苦手じゃなければ七味を入れると、辛味がつくので箸が進みますね。
一口大に切ったムネ肉をジプロックの中に入れ、漬け込むタレも入れて一晩寝かせます。
ジプロックをしめる時に中の空気をできるだけ抜いてしまうのが、よく漬かるコツです。
豚肉の漬け込みレシピを紹介
鶏肉の漬け込みで紹介したレシピを豚肉に使うこともできますが、豚肉は味噌漬けを炭火で焼くととても美味しいのでおすすめしたいです。
豚肉は薄切り以外、できればトンカツ用やブロックの大きめな塊肉で仕込んでください。
漬け込み期間は1日ですが、1日以上漬けるとしょっぱくなるので注意です。
やり方は簡単で、赤味噌を少量の水で柔らかくした後に塊肉の全体にまんべんなく刷り込み、そのままラップもしくはビニール袋で密閉します。
バーベキュー当日は味噌をキッチンペーパー等で綺麗に拭き取り、他の調味料は降らずに焼いてください。
とても美味しいですよ(*´ω`*)
あとはちょっと火が通るまで時間がかかるしコツもいりますが、味付けした豚肉といえばやっぱりスペアリブ!
初挑戦ならこちらの記事>>「バーベキューのスペアリブは下茹でする?方法や漬け込みレシピは?」で下ごしらえのやり方や漬け込みレシピを紹介していますのであわせてご覧ください。
バーベキュー肉の仕込みまとめ
バーベキューのお肉の漬け込みは、とにかく簡単にすませるなら市販の焼肉のタレやドレッシング。
もっと自分好みに味付けするなら手作りレシピを試してみてくださいね。
味付けをすると焼く時に焦げやすくなってしまいますが、タレにつかう材料や成分によっては、おにくがとっても柔らかくなり食べやすくなります。
タレに漬け込んだお肉はこげやすいのがデメリットなんですよね~;
使用しているお肉は豚のスペアリブですが、焦がさないようにする方法は他の味付き肉でも同じことなので、こちらの記事>>「バーベキュースペアリブの焼き方とコツ!黒焦げも生焼けも防ぐには?」も参考になれば幸いです。
とりあえずは比較的焦げにくい、網のはしっこの方で焼くといいですよ。
それでは楽しいバーベキューになりますように(*´ω`*)
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