この記事では以上以下未満の違いと覚え方を、図をつかって説明しています。
小学生の子供に聞かれたときなどに、お役に立てればうれしいです。
以上 以下 未満の違いは?
ひとまず文章で以上以下未満の違いをまとめてみました。
以下 その数を含むそれより小さい数
未満 その数を含まないそれより小さい数
と、なんだか文字だとイマイチわかりづらいですよね~。
こういう時は具体的に数字をいれてみます。
3以下 3を含むそれより小さい数
3未満 3を含まないそれより小さい数
数字をいれるとさっきより少し、分かりやすくなったのではないでしょうか?
さらに分かりやすく、覚えやすくするため次の章に図を作ってみました。
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以上 以下 未満の覚え方は?
ここからは以上以下未満の覚え方も一緒に説明していきます。
算数の説明といったらやっぱり「リンゴ」ですよ!リンゴをつかって図を作ってみました。
以上 の覚え方
「以上」なのでその数を含みます、この図でいうなら「リンゴを最低でも3コ買う」となりますね。
3コ以上ということは一番少ない場合で3コ、もしかしたら10コのリンゴを買ったかもしれません。
ママさんはりんごケーキを焼くのか、リンゴがよほど好きなのか、リンゴしか食べたくないのか…。
以下 の覚え方
「以下」なのでその数を含みます、↑の図でいうと「リンゴを買うのは3コまで」となります。
3コ以下ということは、どんなにリンゴを食べたくても3コまでしか買わない、もっと我慢できるなら2コ、または1コ。
ママさんはリンゴを買いすぎないようにしているんですね。
未満 の覚え方
「未満」なのでその数を含みません、上記の絵でいうと「リンゴを買うのは2コまで」となります。
3コに満たないように買いますので2コまたは1コまで。
ママさんが買うリンゴの数が減ってきました。
以上と以下と未満の使い分けは?
別の例でみてみましょう、「以上」「以下」「未満」の使い分けの仕方です。
上の図で3歳の女の子がいますね、何かのキャンペーンで「リンゴをプレゼントしている」という設定でいきます。
3歳の子供を含む、3歳よりおおきい年齢の子供にリンゴをプレゼントしている
3歳の誕生日をすでに迎えている子
→3歳・4歳・5歳…と3より上の年齢が該当
3歳の子供を含む、3歳よりちいさい年齢の子供にリンゴをプレゼントしている
4歳の誕生日をまだ迎えていない子
→3歳・2歳・1歳・0歳が該当
3歳の子供を含まない、3歳に満たない、2歳までの子供にリンゴをプレゼントしている
3歳の誕生日をまだ迎えていない子
→2歳・1歳・0歳が該当
そう、この例でいくなら「3歳を含む」か「3歳を含まない」かが使い分ける方法になります。
以上・以下はその数字を含みます。
未満はその数字を含みません。
最初に「以上 以下 未満の違いは?」で説明した文章を、こってり説明するとこんな感じになります。
未満の反対はなんていうの?
「以上 以下 未満ときたら、じゃあ未満の反対の言葉は?」と気になりますよね。
これは「超(ちょう)」「超過(ちょうか)」「超える(こえる)」が該当します。
ここまでの例でいくなら「3歳を超える子供」→「3歳を含まない3歳より上の年齢の子供」となります。
つまり4歳から上の年齢です。
ママさんの例なら「3コ超過のリンゴを買う」→「3コを含まない3コより多い数のリンゴを買う」となります。
最低でも4コはリンゴを買うぞ!ってことですね。
まあでもあんまり使わないですよね、「超」って。
まとめ
なんかややこしく感じる「以上 以下 未満」の違いですが、とりあえずは「以上 以下 未満」の前にくる数字を「含む」か「含まない」かを覚えるだけです。
「未満」「超」 →数字を含まない
分かりにくい時はリンゴですよリンゴ!w算数の説明はリンゴが便利。
ただしこの説明では「小学生になるべく分かりやすく」というレベルなので、「以上と以下があれば未満と超はいらなくね?」という踏み込んだお話はナシの方向でお願いします(;´∀`)
管理人の頭のレベルではこれが限界…(´・ω・`)
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